2009/09/28

庁舎審議会の議事録を読む(4)

●第一回目の審議会で確認された主なことは以下のこと。
  • 審議の対象範囲は、本庁舎からやや柔軟に総合支所との関連も議論の内側に含めること。ただし総合支所の建物に関する議論はここではしない。

  • 本審議会は最終決定機関ではないという確認。
●後段の最終決定機関でないことは当然としても、前段については、区役所機能というサービスそのものを検討対象とすること意味している●言わば、建物(ハード)と行政サービスのあり方(ソフト)の両面から議論する必要があるということである●実は、当初事務局案としては、議事録でよむ限り、建物(ハード)だけを議論の対象にしようと考えていた(つまり本庁舎だけをどうするかという)●しかしそれでは、単に建物が古いか、古過ぎないかという議論に矮小化されてしまうし、結論は見えている。これではよく言われるように、結論ありきの審議、ともなりかねない●その意味では前段の確認は、重要なことである。

●左上は18日の都政新報が伝える豊島区の庁舎建設。豊島区は23区の中でも財政的には良くない方である。記事の見出しにもある通り資金調達すら問題である。大丈夫?なのだろうか。