●NHKスペシャル「未知の脅威新型ウィルス 日本は耐えられるか」を見た。50分の番組で結局言いたかったのは、感染拡大のスピードを遅らせろ!の一言に尽きる●その具体例として、患者が感染を広げる人数を2%減らせれば、流行のピークである一日76万人の発病を半分の37万人に減らせるという●要するに、外出や他人との接触を控え、マスク、うがい、手洗いのレベルをあげるということ(すでのワクチンは最初の流行10月に間に合わない)●そのことで医療機関の負担を減らすことができ、混乱を防ぐことができる、ということである。
●実は、同じことを8月26日のクローズアップ現代「新型インフルエンザ感染拡大との闘い」では“医療限界"という言葉を使用していた。今回は配慮があってかその言葉は出てこなかった●さらにNHKスペシャルでは「混乱」について明確には述べなかったようだが(映像で見せていた)クローズアップ現代では、「混乱」という言葉について、はっきりと、心臓病等の基礎疾患のある人、妊娠中の人等の重症化の危険性があって早急に治療を受けなければならない人たちが十分な医療を受けられないまま命の危険にさらされる事態にもなりかねない、ということと述べている(両番組とも同じ記者が解説役)●とにかく10月大流行想定に対し、個人レベルで感染を防ぐ、感染を広げないように心掛けるしかない。
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