◇前回のブログで●保坂区長(6)は、ほとんど嘘である。少なくともこの放送の3日後(7月31日)に、区議会の福祉保健委員会が開かれているにもかかわらず、区側から説明がないどころか、どちらかと言えば、区側(区長以外の役人)は蚊帳の外で、事務方トップは、このテレビ放送のインパクトについても認識していなかった。と書いたのは
◇詳細はここに委員会発言を書き起こしたので読んでいただきたい。→ココ
委員会審議は7時間から8時間かかるが、ここは区長のテレビ発言に関しての部分だけ、約50分程度の会議録であるが以下のことがわかる。
役人の答弁はそもそも、わかりづらい。さらに宮崎副区長の答弁は、保坂区長の「世田谷モデル」を理解していないのか、もしくは、理解したくないのか、とにかく曖昧である。
一方で、議会としては保坂区長の“見切り発車”を咎める声が大きい。(私の発言もそのうちのひとつ)これはあくまでも7月31日の委員会でのことである。
9月10日(木)福祉保健常任委員会
(大庭委員と宮崎副区長とのやりとりから)
大庭委員の質疑 ↓
●2のほう(社会的検査=無症状者の介護従事者等へのPCR検査)は言ってることとやってることが違う。頻度が足りない。(2週間に1回でも陽性者が出たと前回大庭発言)
●それから事実上、自己申告でやりたい人はとれてしまう、という抜け穴があるわけですよ。(施設まるごと全員でないと意味がない)
●それでお聞きしたいのは最後のほうだと思いますけど、まだあるかもしれませんけども、合理性が、2のところ(社会的検査)には対費用効果としての合理性が、こんなにお金使うんだったらもっと保健所の体制強化に備えると、
宮崎副区長の答弁 ↓
●合理性とおっしゃっているものが、科学的な根拠に基づいてこれが一番適切なのかと言い切れるかと言われれば、
●かなり色々ご意見を頂戴しながら社会的インフラをどうやって維持していくのかという、
●そこの主眼に基づいて、この間も議会からのご意見を頂戴したものという理解なので、
●今の考えられる範囲のところを色々、ある意味変えてきてますので、軸がぶれているようにもくるかもしれませんが、
●私たち(行政側)からすると、例えば優先順位のつけ方や、大庭委員からもご指摘いただいたように、やる以上は定期的にやったほうがいいよと、いうご提起もいただいているわけです。
●したがって本来区長が滑り出しをして、ある意味提案の形をとったと同時に、我々に対しては、区で何ができるかということについて、
●一応目指すべきその、ニューヨークを例に含めて色々ご提起はされましたけど、
●区としてできることは何なんだということについての指示もいただいたつもりです。
●その中で、この間ご説明していますが、ひとつは、さきほど大庭委員から、定期的というのは繰り返しやらなければ、
●はっきり言えば2週間(間隔でPCR検査をやる)もじつは聞いていると、違うと思います。
● (無症状者のPCR検査は)翌日やらなければだめです、たぶんそれは。いつ感染しているかわからないです。
●(世田谷モデルは)極論ですよね。だからそういうスパンを想定するならば、そこのセッティングはあるんじゃないの?というご提起だと思ってますけど、それをまた2週間の幅をこの対象の分(社会的検査)にやった瞬間にパンクしてます予算は。