2019/07/30

苫小牧市のトイレカーから考えさせられたコト


7月24日、福祉保健委員会の視察で北海道苫小牧市を訪れた。当地は昨年9月に震度7の北海道胆振東部地震の震源地、厚真町に近い。しかし苫小牧駅から見た風景は、道路の広さに比べて人もまばらな地方都市の“通常営業”の姿であった。

北海道胆振東部地震は死者42名、山が崩壊するなどの被害をもたらし、北海道全体のインフラが停滞するほどだったのに、ちなみに、苫小牧市は震度5クラスだったが、東京にいると、改めて調べ直さないとわからない。・・・観光産業育成の北海道としては、“調べ直す”などしないでほしいのかもしれないが。

さて、苫小牧市は人口約18万、JR苫小牧駅の乗客数は千歳烏山駅の約10分の1、駅前の広さは、5倍くらい。(あくまでも個人的な調査及び感想!)

隣町で山をも崩す震度7が発生しても、苫小牧市がビクともしていない様に見えたのは、震度5クラスとの差なのだろうか、それとも人口密度や街の作りの大きさの違いなのだろうか。

委員会の視察目的は、「福祉のまちづくりの推進について」

現市長は「○○大作戦!」というのが好きなようで、現在は「みんなで健幸大作戦!」、その前は「ふくし大作戦!」「スポーツ大作戦!」とのこと。市役所内には横断幕やノボリがあちこちにあった。(「ふくし大作戦!」の正式名は「第2期苫小牧市福祉のまちづくり推進計画」)

視察としての目玉(大抵の場合、目に見える)は「福祉トイレカー」本項の最上段のクルマの写真をクリックすると一目瞭然。

今さらながら驚いたのは、「バイオトイレ」なるもの。

中身は「おがくず」だけで、「糞尿(固形)」の「尿(水分)」を除いた「糞(固形)」の部分をほぼ完全に、“消滅”させてしまうというもの。汚臭も発生しない?

豊富な林業資源もある北海道なので、「なにか特別な木材のおがくずでは?」「いいえ、どんなおがくずでもできます。洋材でもできます」とのこと。

おがくずについているバクテリアが「糞(固形)」を簡単に云えば食べてしまう、ということらしい。

来週には横浜市の防災担当者が視察に来るとのこと。

「バイオトイレ」の最大のメリットは水がいらないこと。水に流さなくても完結するトイレ、かつ汚臭が発生しない。

それにしてもなぜ苫小牧市で?

年間平均気温が零下を下回る期間が3ヶ月もある土地では、屋外トイレでは水が流れないという事情があるのだろう。

世田谷区の場合、水が流れない、というのは気候だけが理由とは限らない。念頭にあるのは首都直下。

電気、ガス、道路、上下水道、どのような被害が襲うのかわからない。

実は、調べてみると、世田谷区にも「バイオトイレ」が某区立公園内にあった。しかし、災害対策として検討されているようではない。


上掲は委員会の「福祉トイレカー・とまレット」前での写真。各委員の手元が変わっているのは、苫小牧市で教わった「手話」インスタント表現、のつもり。
















2019/07/02

質問するなら情報公開請求を!

それは6月の他会派の一般質問で起きた。

フードロス問題に関し世田谷区立小中学校の給食の「残飯」と「野菜くず」はどれくらいかの質問。

それぞれH30年度(1年間分)で「残飯」は526トン。「野菜くず」は273トン。合計で799トンと答弁。

次に、質問者はこれはオール世田谷の量であって、学校別で委員会に公表できないかと質問。

教育委員会の答弁は「学校別のデータは学校間の競い合いを招く恐れがあるので・・・」というような言い様。つまり出来ない、ということ。

さらに質問議員が「学校ごとの食べ残しの量って個人情報なんですか」と畳み掛けたところ、答弁は「個人情報ではございません」・・・。じゃ、なぜ出ない?

本会議での一般質問は持ち時間10分と、再質問は2回までという制限が課されている。

つまり、答弁者側は、どうであっても答弁を3回繰り返せば、“逃げ切れる”という計算はある。(或いは3回も丁寧な答弁ができるという善意溢れる態度もあるかもしれない)

しかし今回の答弁は“逃げた”のではなく、学校別の残飯等のデータ公表を拒否したのである。

逃げたのは、その理由。理由にならない理由を3回繰り返して質問を終わらせたのである。

この質問で、教育委員会の回答は、各学校別のデータは出さない、「そういう結果」と受けとられるだろう。

しかし、各学校別のデータは以下の通り、「公開」しているのである。


このデータは平成30年度の世田谷区立学校の毎月の「残飯」と「野菜くず」の量を表にまとめたもの。入手先は「世田谷区教育委員会」

情報公開請求すれば、誰でも取れるデータを、頑なに議会では公表しません、と言い張っているのである。

委員会において、情報共有をすることで、質疑が重層的に深められる点に、委員会の意味はある。(故に情報公開で入手できることと、委員会での公表では全く次元が異なる)

委員一人だけの情報では、他の議員は質疑に参加できない。また問題の捉え方の多様性も奪うことになる。

教育委員会は情報公開制度に責任を負わせて、自らの公表責任を放擲しているとしか見えない。さらには議論さえも避けているのだ。

議会軽視も甚だしい。







2019/05/27

中傷チラシは立派な犯罪!

中傷チラシは立派な犯罪です。

記事によると約2年前の都議選の時の“事件”なんですね。

選挙が終わってしばらくたったから、「何もなかった」ということにはならないということ。

2019/05/12

国の借金はどうでもいい?財政規律のユルさ!

5月11日の日経新聞の記事。しかも5面に小さく・・・。

今さら、というか、多くの国民が知っている範囲の数字なのだろう。前年度末に比べて15兆円の増加。

国民は知っていても、どうすることもできない。

とはいえ、昔は財務省が主体的に、「おおごとになる」式の広報をしていたが、今は、そんな気配もない。

一方で、財務省の財政規律なんてのは、古い財政学の遺物みたいな論が闊歩している。曰く、国の借金500兆円の時から大騒ぎしているが(それ以前からも)、それが倍の1000兆円に膨らんでも、何も起こらないじゃん、というもの。

しかし、最近の各紙の経済記事を読むと、昨年後半ぐらいから、例えばリーマンショックから10年という特集の中に現在の日本の財政状況を深刻に捉える内容があふれていた。

何も起きないのだから国の借金は構わない、というのは間違いであり、それは必ず来る首都直下と同じ。関東大震災から96年間何も起きていないから、何も起こらないというのと同じだ。

財政問題に関して、国との関連では地方議会は起きてからでないと、対応できないのが悲しいかな現状。

大丈夫なのだろうか?世田谷区の財政を黒字にしたと、過去の話を未来への実績のように受け取られて当選した区長、手腕は未知数である。



2019/05/10

誰でも見られる世田谷区の委員会資料

他会派の議員と話していて、委員会傍聴時に渡される委員会資料(議員の手元にある資料と同じもの)を傍聴人が持ち帰れないのか、という相談があった。

意外だった。すでに世田谷区議会では、委員会資料についてはコピーサービスが可能だし、タイムラグがあるが、全資料をネット公開している。たぶん議事録の公開もタイムラグがあるので、資料と併せて委員会での議論がどうなっているのか、かなり克明にご理解いただけると思う。

委員会資料はここ→http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/107/157/802/d00147207.html

2019/04/20

福祉の基盤を守る行革を!



高齢者の福祉財源は税に依存してる部分が大です。

故に税金の使い方と、その「順序」はここ20年間(高齢者人口のピークがすぎるまで)、慎重な配慮が必要です。

建物の老朽化を理由に全部建て替えていたら(公共施設数860超)、財源は下図(まるごと区の資料から抜き出し)のように底を突き、高齢者福祉を直撃し、老後不安はますます増大します。

一方、首都直下地震が想定される中、安全な公共施設は絶対に必要です。両立は簡単ではありませんが、それは前々区政からやっている公共施設の「選択と複合化」です。

端的に云えば、このことが「行革」のメインです。合わせて、人件費の抑制。決して歓迎されることではありませんが、やらなければ福祉財源が縮小します!


保坂区長(陣営)のビラの虚構性は

下に示したように、ここには平成30年度までの実績です。今後のことは示されていません。短期的に、やるべきことを控えれば、借金はゼロになりますが、中長期的に見れば、単なる問題の先送りです。身近な公共施設が使えない頃には区長はいなくなっているかも知れません。

簡単に言えば、区民の皆さんは道路メンテナンス代、公共施設維持代、福祉サービス代等々と様々なインフラ整備や行政サービスに対して区民税を払っています。

しかし、実はやるべきメンテナンスや維持費をこっそり使わずに貯金に回していたら、必然的に借金はゼロになるのです。

特に公共施設整備は莫大な税金が掛かりますが、それを単にストップ(支出を停止)しているだけなのです。

その間に、公共施設の老朽化と高齢者人口の増大とが重なって問題解決の複雑さは極まります。実はそれを考えるのが区長の仕事ではないでしょうか。

あなたの身近な公共施設が突然、使えなくなる頃、現区長はいるでしょうか?



2019/04/15

世田谷区議会議員選挙立候補者一覧

選挙管理委員会公表分

2019/04/14

おおば正明、本日世田谷区議選に立候補しました!

掲示番号は72番です!






簡単にいえば、高度成長期時代に建てた公共施設が一斉に老朽化の時代に入り、また団塊の世代が福祉世代に突入するからである。

若い頃は行政や福祉という捉え方をしなくとも、親がいたり、家族がいたり、元気一杯の身体があったりして、頼るべき相手は事欠かなかったかも知れないが、その親が老い、家族が離れ、肉体の衰退を実感するにつれて、身近な行政や福祉サービスとは無縁とはいえないことを多くの人が自覚し始めたのが「令和の時代」となるのだろう。

世田谷区議会の中で、これまで最も長く、福祉保健の議論の現場にいた議員の一人である。(自称・行革議員というイメージからすれば意外かもしれないが)

行革(行財政改革)とは、究極、福祉環境の周辺の無駄を取り除くことであろう。

優先順位の低い行政サービスに、保坂区長はこだわり続けている。

その典型例が、本庁舎の合理的な改築計画の「放置」であった。本庁舎の建築家が高名な人物とあとで知って(実際にはその弟子が関わっていたのだが)急に改築方針を躊躇しだし、2年もの時間を空費したことである。

悪名を恐れたのだろう。

その間、建築費は高騰し、災害対策の本部機能が事実上ない期間が、2年延びたことである。区民は知らない間に危機にさらされているのである。

芸術に理解を示す区長を選ぶのか、区民の安全のためなら芸術なんて無視する無教養な区長を選ぶのか?

結論から言えば無教養と非難されようが、区民の安全を守る選択を最優先すべきである。

「芸術には言葉では表せない、無限の力がある」だろうことは知っている。しかし、カネの掛かる(税金を使う)芸術は財政難の時には毒である。

本庁舎の建築家が誰であろうと、首都直下の安全性、例えば福祉系の職員が被災後に職務に就けないことを想像してみれば直ちに改築に舵を切るべきだった。

いまのところ、首都直下が起こっていないので、実害は見えていない。

冒頭の問題、公共施設の老朽化と首都直下対策、そして増大する多様な福祉ニーズをどうやって両立するか、という議論を議会の中で、一番多くやってきたつもり。

私は、行政に対して、僭越ながら「提案」なるものをした記憶はないものの、有能な行政マンの頭脳を遊ばせないできた、という自負はわずかにある。

適材適所の人材には、質問の山をぶつけて、どうしてできないのか、どうすればできるのか、その根拠は何か等々、議会の場で発言しながら、新たな展開を見つけたことはすくなからずある。(しかしなぁ、保坂区長になってから適材適所の人材がいるのか疑問)

今期の私の働き方は、適宜、区政報告を直接お渡ししたり、新聞折込を使ったり、街頭で説明させていただいたり、とやれる限りのことはやったつもりですが、何せ91万区民に、どれほど伝わったかは、わかりません。

上記のことに関して、私の新聞の最新号のハイライト部分を載せます。













2019/04/09

世田谷区騒然!ついに朝日新聞も取りあげた、がん患者をポンコツ議員と貶めたあべ力也議員のビラ

朝日新聞が4月9日付けで世田谷区でのあべ力也議員のビラをとりあげました!
https://www.asahi.com/sp/articles/ASM484401M48ULZU002.htm


有料デジタル記事ですので、見られる範囲しか示せませんが、以下の画面です。

タイトルは「がん治療で議会欠席は『ポンコツ』か 議員と両立の道は」です


記事では、「都内のある区で3月、ビラが配られた。全区議の欠席日数や質問回数などをランキング形式で記した『通信簿』に、『公務怠慢ポンコツ議員』『ブラック議員は誰だ』といった言葉が添えられていた。欠席日数が最多の10日間だったとして、通信簿の一番上に名前を記されたのは40代の女性区議。駅前で演説中に手伝った夫は、ビラを読んだとみられる有権者から『一番議会で休んだサボり議員だろう』と言われたという。この女性区議が2015年11・・・」

とあり、問題のビラも載っています。

明らかに世田谷区の有権者を、偏った情報で「働く女性」、「働くがんサバイバー」を結果的に貶める意図がこのビラを配っている、あべ力也議員には感じられます。(記事では選挙前なのか議員名は伏せてありますが、明らかにあべ力也議員のビラを指しています)

公務を休むことは良い事ではありません。しかし、サボっていたのと、本人の努力とは関係のないことで休まざるを得なかったのでは、意味が全く異なります。

それを同一の基準で大々的に発表してしまった「悪意」は否定できないのではないでしょうか。

知らないで書いてしまったということはありません。あべ力也議員は議員歴20年のベテランで、過去に10日どころか、30日以上の欠席記録を作り、その理由が病欠ではないことが判明するなどで、「議員辞職勧告決議」を全員一致で可決しております。(このことは過去のブログに詳細を記載)



街なかに貼ってある、あべ力也議員の政治活動用のポスターには「働く女性の声を届けます」とあります。

しかし根っこの部分で、ハンディのある人々が働きにくいビラを大量に、(一説には数十万部と言われていますが)ポスティングしているのです。

社会の木鐸たる大手新聞がとりあげたことは、それだけ社会問題として問うべき価値が、あるということでしょう(朝日嫌いの人も、他人事ではありません)このことは選挙前だろうと選挙後だろうが関係ありません。









2019/04/07

区民の知らない、あべ力也議員のブーメラン批判

区議会議員全員を「税金で食っとるヤツ」という指摘は、(品があるかどうかは別にして)間違っていません。

区議の報酬は世田谷区の場合、区役所の係長クラス(といっても40代後半以上)であり、1050万円前後で推移、それに委員会での役職(委員長、副委員長)手当が別途あります。

5期(20年間)議員を務めれば、どの議員も上記のような積算額になります。

議員の場合、年功はありませんので、25歳で当選しても70歳で当選しても、役職部分を除けば同額です。

区議は兼業も認められており、会社員として給料を貰っていても、(あべ力也議員のように長期休暇をとって公務日数42日のうち32日も欠席していても)報酬は払われます。

私がこのビラに違和感を覚えるのは、「主張は同じ」としても、言ってることとやって来たことが違うからです。

      あべ力也議員のビラより

「税金を使っての海外旅行」批判は、賛成です。しかし、あべ力也議員は過去2回も「海外姉妹都市訪問」に行っているのです。もちろん税金を使って。

その時の反対者の一人が私でした。

あべ力也議員が行ったのはドゥブリング(オーストリア)15周年で10日間の海外旅行です。現在よりはるかに豪華だったはずです。

一方で、行ってみなければ事の是非はわからない、行ったこともないのに反対するなという意見もありました。

しかしあべ力也議員は2回目も行っているのです。

2回目もドゥブリング20周年で、これも10日間の「海外旅行」で税金を使っているのです。

で、いまさら、税金使った海外旅行批判?

            あべ力也議員のビラより

また役職手当についても、あべ力也議員は決算委員会の副委員長、都市整備委員長、公共交通機関対策委員会副委員長を務め、合計で232万円貰っていたのです。

選挙前に自分だけ「身ぎれい」にして、議会改革を訴えても、それこそ、議会では誰も相手にされませんし、逆に改革の障害となってしまうのです。(選挙前パフォーマンスだと言われて)

批判したことが全部ブーメランとして、あべ力也議員のところに戻ってくるからです。

正しいことであっても、議員としての「おこない」が問われて、前に進まない、ことがあります、これは他の社会や組織でも同じことです。

せっかく「良いこと」を言っているのに、進まないのはなぜ?といったことが政治不信の根っこにあるとすれば、それは、その議員が選挙前に言っていることと、やってたことが違うからです。(かつての兵庫県の号泣議員のように)

もちろん、私自身批判される事が無いとは、言いません。正当な批判はもちろん受けます。しかし、このあべ力也議員の「自分だけ正義だ!」という主張は、「但し書き」が必要です。

こんな時期に他議員のビラに反応するのも、どうかと思いましたが、(区議としての本分である区政批判は山ほどしていますが)、行革議員は細かい事にうるさいもので、このビラの内容に黙っていられません。それこそ、黙っていれば、あべ力也議員から黙認したと言われかねないので、記して置く次第です。

反論あったら(あるはずないけど)SNSなどに「おおばがディスっている」なんて意味の有料広告出すより、メールお待ちしてまーす。有料広告なんて無駄使いですよ!












2019/04/06

自分のことは棚にあげて他人を批判したあべ力也議員(予算員委員会の続き改題)

上掲は事実です。レイアウトはあべ力也議員のチラシをそっくり使いました、内容は事実です。(クリックすると大きくなる

個人的にはこのレイアウトは、問題点が多く、避けたいのですが、本稿の趣旨を「視覚化」するために敢えてしてみました。

ちなみに、あべ議員の欠席の理由は病欠だそうですが、議会に出席できない程度ではないことが明らかになり、のちに議会は全員一致で「辞職勧告決議」が可決されています。

不思議なことに、あべ力也議員のレイアウトを使うと、このように「あべ力也議員のこれまでやってきたこと」(議員歴20年)が冒頭のくだりから、そのままピッタリ当てはまるのです!(つまりあべ力也議員の批判は自分のしたことを棚にあげて、まるで自分はクリーンであるように装っている、ように見える点に注意が必要です。ここでは欠席問題だけですが、役職加算も税金による海外視察費もぜーんぶもらっていたのです。また、名古屋市長の給与800万より多い議員報酬もあべ力也議員はもらいながら、サラリーマンをやっているのです。ダブルインカム!)

多くの方からあべ力也議員の「実物(ビラ)」を見たい、とのことですので(すでに私のところにも配布されている)、下に載せますが、この「実物」には多くの問題点があることが指摘されています。

それは産休を始めとして自己の努力ではどうしようもない疾病あるいは障がいに対して一切の配慮がなされていないことです

(上掲については、議会全員の判断で自己の努力ではどうしようもない病欠とは認められなかったのであべ力也議員への「議員辞職勧告決議」となり、で堂々と書けるのです!)


もちろん、あべ力也議員のビラの実名部分にはフィルターを掛けています。

ここにはがんを患い手術しながらも通院し、議会活動をしている方も、あるいはインフルで医者に外出禁止と言われた議員も、配慮なくダメ議員のごとくカウントされています。

このような基準で表現されたら、「障がい者への合理的な配慮」すら「税金の無駄使い」に繋がってしまいます。それは許してはならないことです!

議会の情報公開は大賛成です。しかし情報公開を装い、他議員をたたき台にして自分だけを正当化する行為は問題でしょう。(このビラではあべ力也議員は欠席ゼロとなっている)

議員は自分の都合の悪い過去だけを消しゴムのように消せるのでしょうか?(4月7日改題加筆)










2019/03/29

がん患者を公務怠慢ポンコツ議員として叩く世田谷区議会議員が!


立憲民主党の中塚さちよ区議は、自らのがん発症をブログで公表し、その治療をしながら区議会活動を続けている。入院および通院治療の期間があり、現在では、「がんサバイバー」として議員活動を頑張っている。


↑あべ力也議員が撒いているビラより

その間、10日間ほど公務(委員会等)を休むことになった。そのことを指して、ワースト1の「公務ポンコツ議員」とあちこちでビラを撒いているのが、あべ力也議員(5期当選)だ。

がん発症は、個人の責任だろうか?(中塚議員とは個人的には挨拶する程度に過ぎないが、この話を知って、いくらなんでもと、それはあんまりだろう、と思って書いている次第)

そんなことを広言する議員はまさに「他人くたばれ我繁盛」という公(おおやけ)の意識が欠如している人間である。

中塚議員は、10日間、公務を休んだことは事実なので、反論できない状況でいる。

しかし、上記のような事情を知った上でも「公務ポンコツ議員」と糾弾する世田谷区民はどれだけいるだろうか。

↑あべ力也議員が撒いているビラより

「がんは万が一ではなく二分の一」という時代である。91万都市世田谷区において、がんと戦いながら、あるいはがんと共生しながらも働いている人はいっぱいいる。

いくら“選挙対策”といっても、こういう他議員の貶め方は(結果的に自分はクリーンだと主張?)あってはならない。

明らかに自分が「障がい者差別」に通じかねないことをしている意識すらないのだろう。

議員の場合は、出産、入院、忌引きその他一切の理由を問わず、欠席となる。その旧弊の仕組みを逆手にとって、「ポンコツ公務怠慢議員」のレッテルを貼っているのだ。

ちなみに、驚くかもしれないが、あべ力也議員は、過去に(4年間ではなく)8ヶ月間で公務欠席32日という世田谷区政史上、私の知る限り、ワーストレコードの持ち主である。
しかも私事優先での欠席が明らかになっている。




そのことも原因で、全議員一致で、「議員辞職勧告決議」を受けていたのが、あべ力也議員なのである。(以上のことは3月の予算委員会で公的に確認済み。)

写真は予算員会で田中優子議員の発言中のもの。後方でワイシャツの胸をはだけて聞いているのが、あべ力也議員。(あべ力也議員の肩から顔をのぞかせているのは議事職員で、にらみつけているのではありません。)






2019/03/22

世田谷区、パワハラ・暴言議員の「あいつ」の存在認める

●本日の予算特別委員会で、区側が、区議会の暴言・パワハラ議員の存在を認めた。

●関係者ならすぐ察しがつく、「あいつ」である。

●その暴言等は区の職員を始めとして、後輩議員や、議会関係の業者さんも含め、「自分は区民の代表だ!」「先輩議員だ!」の一点張りで、とどまるところを知らない。

●議員対役人という構図を背景に、威張りちらす様は、まるで時代劇のごとくである。

●今の時代、あれこれ言っても、その実態はなかなか区民に伝わらない。しかしネットの時代である。

●暴言かどうかは、「聞いてみれば」わかる時代になっている。現在、その録音テープを探している。

●もちろん現職職員は影響を恐れて、そんなものの存在を否定するだろう。しかし暴言の被害者は複数存在すると言われているから、現職に限るわけではない。

●また選挙前だろうと選挙後だろうと、暴言は暴言であり、パワハラ認定されれば、それまでである。

●ちなみに予算特別委員会には保坂区長も出席していたが、表情から読み取るに「あいつ」とは一緒にするな、と言いたげに見えた。



2019/02/28

世田谷区・児童相談所は必然

91万都市である世田谷区に、児童相談所がないのは行政組織の欠落である。現在は東京都が児童相談所運営を担っているが、地方分権の流れからすれば時代遅れだ。

子供の環境は東京都で統一的な基準で測られるものだろうか。地域によって、人口構成によって、或いは土地の歴史によって、微妙に異なるだろうし、時代の価値観の変遷との距離感も地域によって異なる。

具体的に言えば、東京都の児童相談所は誰もチェックしていない可能性が高い。おそらく東京都の管轄にあっても、都議会議員はカバーしきれない。(たぶん)

世田谷区・児童相談所が開設されれば、児童相談所の責任者は議会説明員となり、常任委員会への出席と報告が義務化される。

児童相談所は、子育て支援の大きな流れの中に位置する機関であり、大仰な言い方をすれば、人間関係の基盤を育成する専門家集団である。

ともすれば、見たいものだけを見る、見たいものは見ないという風潮があるかもしれないが、議会はそういう風にはいかない。あるべきものをすべてチェックするのが本義であろう。

チェック無きところに進歩は望めない、と思う。

2019/01/26

消火器は「邪魔になるところ」に置いておく

1月17日は阪神大震災から24年。左は一昨年の糸魚川市大火の特集記事(東京新聞1月15日)震災後の戒めとして、耐震建築物や、重い家具等への対策は進んでいるのだろう。震災後の建築物は最低でも、築24年という年代物に入る。それ以上の住宅は徐々に減少している。

しかし糸魚川大火は少し前の出来事である。東日本大震災でも犠牲者は津波、水である。

世田谷でも火災事件が起きている(東京新聞1月15日)取り扱いは小さい。報じていない新聞もあるほど。冷え込みが厳しいことが遠因にあるのかもしれない。

犠牲になられた方またはその親族の方にはお悔やみを申し上げる次第であり、また火災に対処した地域消防や防火活動に当たられた方々には本当に感謝しかない。

2年前に、世田谷区の消防力(世田谷、玉川、成城)は、3署合わせて、ポンプ車24台で、平時での消火能力としては延焼の可能性は無いということである。もちろん火災時には、隣接区市からの駆けつけもあるので、世田谷区の消防力というのは仮の想定である。ちなみに東京都全体の消防ポンプ車は677台である。

都市は、耐震住宅や耐火構造と変わりつつある、とは言っっても人口90万8千人、世帯数47万9千(1月1日現在)の世田谷区において、東京全体のポンプ車が駆けつけても700台に満たない、というのが現状である。

もちろん、道路を広くして、延焼遮断帯を作る都市計画も優先されるべきだが、生活実態がそこに存在する以上、無理強いはできない。むしろ災害対策機能(災害時に働くべき公務員の職場の確保)の向上の方が現実的かもしれない。


実は、世田谷区は「消防活動が困難な地域と住宅密集地などで災害時に防災上の危険が高い地域」を公表している。(27ページ)

とにかく小さな火が世田谷区の最大の弱点である。

消火器?どこにありますか?

2019/01/04

震度6クラスはフツー?


■天災に正月もなかろうが、最近の震度は少し上がっているのではなかろうか。

■東京での地震、特に住宅密集地での地震で被害をもたらすのは、津波と並んで火災である。

■あらためて、一般に知られている備えを

寝室には家具を置かない。
寝室に家具をやむを得ず置く場合は家具の向きを変てベッドの上に倒れてこないようにする。
出入り口を塞がないように家具の配置を工夫する。
空き部屋に納戸を作り家具を集める。
各部屋の「内履き」を準備しておく。
消火器は「邪魔になるところ」に置いておく。
飲み水、食料の7日分を確保しておく。
隣近所とのつきあいを大事にしておく。
1981年(昭和56年)以前の住宅では耐震診断をしてみる。
自動車一台分の費用で「確実に命を守るための自宅の耐震改修」ができる。

「ワープロはいずれなくなるか?」という質問に30年前のメーカー各社はどう答えた?


30年前の雑誌DIMEの企画が1日に再録されている記事が面白く、興味深かった。

https://dime.jp/genre/644604/

題して

「ワープロはいずれなくなるか?」という質問に30年前のメーカー各社はどう答えた?



NEC「ワープロは文書を書く機械として特化されていますから、その必要性はなくならないんじゃないかな」
キヤノン「ワープロがパソコンに取り込まれることはないでしょう」
シャープ「人間の扱う道具は使いやすいことがいちばんだと思いますから、ワープロは文書専用機として残るでしょう」
東芝「そんなこと誰が言っているのですか。パソコンとワープロはこれからますます共存共栄していきますよ。今はワープロとパソコンの台数がほぼ同数ですが、将来的には、ワープロ10に対してパソコン1ぐらいの割合になると思います」
富士通「たとえば車の会社を考えてみてください。セダンをワープロとすれば、パソコンはトラックに相当します」
松下電器「5年前、パソコンの普及台数は100万台、今は120万台と伸びはゆるやかです。一方、ワープロは30万台が280万台にまで伸びています。この数字を見ただけでも、パソコン社会よりワープロ社会到来の方が早いと考える材料になります」
                      引用終了
わずか30年で、というと人によって、感覚の違いがあるかもしれないが、まさに、そんな時代があり、当時の各社の意見に疑いもなく、うなづいていた自分を思い出す。

しかし30年たって、今、「ワープロ」という言葉を耳にすることも、そんな“物体”を思い浮かべることすらない。

というより、生活のインフラの中に入って無意識な“存在”となっている。事実、入力はキーボードだし、画面を見ながら、という構造は変わっていない。

実はワープロの創成期に、産業用(会社用?)の少し大型のワープロを見る機会があった。そこには、黒電話の受話器を装着する部分があった。何でも、ワープロとワープロを電話線でつなぐとか。もちろんインターネットなどない時代。

その時思ったのは、ワープロとワープロを電話線でつなぐなら、すでにファックスがあるのではと、凡庸な発想。

そして、30年後。スマホの時代。ポチッとクリックすれば、翌日にはアマンゾンやヨドバシの品物が届く、なんて、想像できなかった。

今ある“景色”の延長線上(凡人の考える)の未来など、ないんだろうなぁ。



2019/01/02

財政規律の欠如の恐ろしさ

●首都直下地震と同じくらい“必然”と言われている日本の経済破綻。ただし論理的に現実性が近づいて来るに従って、これもあまりマスコミでは大きく取り扱われなくなっている。

●日銀が大丈夫と言っているから、政府が問題視していないから、だからといって経済の先行きが保証されているわけではない。

●基本は、現政権の「財政規律の欠如」にある。

●上掲新聞記事は昨年の11月24日の東京新聞。日本総研上席主任研究員の河村小百合氏が語っている。

●そこで一番興味深いのは、「財政破綻の可能性は20年以上前から言われているが起きる気配はないではないか」という疑問に答えるくだり。

●「危機は突然起き、ギリシャでも欧州債務危機前までは何の問題もなく、いくらでも国債を発行できていた」

●つまり、大地震と同じ。大噴火と同じ。いや、それ以上に前兆はないから恐ろしいと言われているのが財政破綻である。

●宵越しの日銀券など、お金持ちはパアーッと使うに越したことはないかも知れない。せめて景気は上向くかも知れない。


2019/01/01

歴史は繰り返す?相模武蔵地震

新年早々であるが・・・

暮れのニュース番組の中で、チョこっと、相模武蔵地震のことが取り上げられていた。東日本大地震のときには、貞観地震に関連して相当話題にされた地震である。



上はテレビ朝日の12月31日早朝ニュースの一コマだが、新潟中越地震と今から一千年前の越中・越後地震の震源が同じ、かつ東日本大震災と貞観地震も震源が同じで、その間隔が約6年ということ。

貞観地震の9年後に起きたのが相模武蔵地震である。相模武蔵地震とは今風に言えば、首都直下地震、ということになろうか。震源域がほぼ同じであるという。

今年は、東日本大震災から8年目。

何億年単位ともいう地球の歴史のサイクルをわずか1千年前のサイクルという狭さで測ってよいのかわからないが、昨年は9月6日に震度7の北海道胆振東部地震、また6月18日には震度6弱の大阪府北部地震等々、日本がちょっとない激しさで揺れている。

そして、紅白歌合戦の最中にも東北で地震が発生した。

東京では大きなイベントが控えていることや、インバウンドの風評を気にしか、マスコミはチョこっとしか、報道しないが、年のはじめに覚悟は必要だ。