●世田谷区が電気自動車を購入した●環境問題に取り組むという姿勢から当初予算から公表されていた●たまたま駐車場から出てくる、その電気自動車を見せてもらった●これは現在売れているハイブリッドカーではなく、完全な電気だけで動くモーターカー●小さい頃にマブチのモーターとお菓子の箱とかを利用して作ったおもちゃと同類ということらしい(そんなに粗野なものではないが)●意外に音はした●無音というわけではない●実はこの「音」の問題について視覚障がいの方から問題提起をされていた●要するにクルマのようなものが音もなく疾走することについて世田谷区はどう考えているのか、そういう対策もなく電気自動車を購入して良いのか、ということである●音によって人間は多くのモノを判断している●例え見えなくとも、蚊の音やバイクの音やヘリコプターの音を識別して対処するように、いわば社会化している●もちろん騒音としてのクルマ公害ということからすれば素晴らしい進歩につながる●しかし信号としての音の役割という面からすれば燃焼エンジンから静粛性のモーターへの進化は、新たな事故、思いもよらない事故の多発につながることは予測できることである★