23日の朝日新聞が報じているが、また保坂区長は世田谷の“政治的火薬庫”と化している下北沢再開発で「見直し発言」をしている。
事実上の再開発事業ストップ発言のようである。しかし4年前の区長選でも見直しを公約に掲げた保坂区長、就任後には明確な方針を示せず、今日に至っている。
にもかかわらず、またこの時期にである。
道路はつながってこそ道路であり、つながらなければ単に公共空地でしかない。地元の人にとってはそれでも良いのかも知れないが、通れない道路というのは隣接している住民にとってはどうなのだろう。
東京都としても道路の“切り売り”をしているわけではないから、つながらない道路など認めないだろう。
言ってみたものの、明確な方針すら出せなかったことだらけの4年間を知る者としては、またか、とため息ばかりである。