昨年6月発覚した「デジコン問題」。結局、区側の事業者選定で意図的としか思えないほどの“緩さ”が最大の原因で、世田谷区は2千万円にものぼる税金をドブに捨てるハメになった事件である。
議会での追及は7月の臨時会で保坂区長が前熊本区長をかばう立場に終始して、「業者選定に不適切な点があったが違法ではない」とわけのわからない主張を繰り返すのみ。2千万円という区民の税金の重さを微塵も感じさせないまま東京都にイージーに補助金を返す始末。(簡単に言えばこの補助金事業は東京都と世田谷区の共同事業のようなもので、それぞれが1千万円づつ出して計2千万円の補助金として支出したもの。東京都は世田谷区の業者選定が違法だから1千万円は返せと主張して世田谷区はそれを認めて返還してしまった。※当然、私たちの会派は東京都の分も世田谷区が被るのなら事業選定の違法責任を関係者に迫るべきだという主張)
さて、この問題を一貫して追及してきた桃野議員と後藤さんがタッグを組み、住民訴訟に踏み出した。識者によれば、この問題は訴訟に持ち込めば必ず勝てる案件ということである。
これも保坂区長の優柔不断な対応が招いた結果である。
桃野議員の関連ブログはココhttp://www.momono-yoshifumi.net/?p=2526