2011/09/23

川場村移動教室ストップしない保坂区長


 9月20日に行われた世田谷区議会本会議で、川場村は放射線量が多いホットスポットになっているので小学校5年生の移動教室はストップさせるべきだ、との質問に答える保坂区長。約2分半。「脱原発」を掲げて当選した割には、子どもの内部被ばくについては甘い基準であるらしい。大人はともかく成長期の子どもは避けるべきだ。これは区長にしかできない「決断」だ。(もちろん移動教室はストップしても川場村は世田谷の友好村であり、除染や風評については世田谷区も共に考えなくてはならない。ただしそれと子どもの安全とは別問題として考えるべきだとの質問。)

上は群馬大学の早川教授の作成した放射能汚染マップ。
早川教授のブログには川場村のことも載っている。
 今回の質問でわかった事は、保坂区長は上の9月22日の東京新聞が伝えているように、評論家のようにうまいことを言うが、行政的には何もできていない、「決断」ができないということ。大丈夫だろうか?それでも「脱原発」区長として是非がんばってもらいたい。