もう一つの世田谷区のマーク
“由緒正しき”世田谷区のシンボルマークはもう一つある。上のデザインがそれ。今では区の職員ですら覚えていないかも知れないが、このデザインは昭和56年(1981年)区制50周年をを迎えるに先がけてシンボルマークの公募を行い、当時の玉川在住の大野ますみさんの作品が選ばれた。
このシンボルマークの意味は、緑の部分がせたがやの「セ」を区の鳥オナガを図案化したもので、みどりの環境を表し、青の部分は空と多摩川を表し、だいだい色は太陽を表すというもの。
今から30年も前のことで、残念ながらその後は使われずになっているようだが、正統性のあるシンボルマークである。
今見ても、結構イケテルと思うが。少なくとも花瓶敷きのような保坂マークより“由緒正しき”デザインであることは間違いない。