2019/08/07

旭川市の公共施設の老朽化問題

旭川市の屋内幼児遊戯施設「もりもりパーク」を視察。

まず旭川駅前にちょっとびっくり。下のグーグル3Dで東方面を見たもの。旭川駅の北側に赤茶の広場がドンとある。



広場の西隣にはイオンモールがデーンとある。



ゆっくりした景観だが、冬になると多くが雪景色に変化してしまう。年の3分の1は雪に囲まれる土地柄だ。


広場はイベント会場として利用され、賑わいの中心を担っているという。

夏場で開放感いっぱいだが冬場はグーグルマップで見ると以下のごとく。


という次第で、冬場の屋内の遊び場の需要もあって平成23年に商業ビル内に開園したのが「もりもりパーク」


ちょっと気になったのは、旭川市としては、現在無料のこの施設を有料化にもっていきたいということ。遊具の老朽化(使用劣化?)も進み、いろいろと経費が掛かるから、という“行政特有の”プロセス。

しかし、雰囲気からして、かつての中心市街地の活性化策という制約要因も見受けられた。元々は旭川での名門デパートが閉店したビルの再活用であるらしく、1階は新宿のデパートといった感じでリニューアルもされているが、上の階に行くと昭和のデパートといった趣が残っていた。「わんぱく広場」としては構造的に無理なのだろうが、天井の低さが気になった。

雪深い時期には必須の施設であろうが、今は閑散としていたのは、まあ、しょうがないのかも、と思った。