●8月18日の読売新聞に読売テクノ・フォーラムの紹介があった。「大地震・大噴火は必ず起こる」ということである。
●なかでも「1923年の関東大震災後、M7級の地震は東京23区では起きていない」という記述は刺激的だ。
●下は2012年4月に発表された都内の火災予想図。
●よくわからないので、拡大してみると、以下のようになる。これは以前にも書いたが、区内の延焼ベルトの一つに千歳烏山から祖師ケ谷大蔵につながる地域が示されている。
●首都直下地震の被害は、火災によって最大化される。この地域は(私もかつて住んでいたことがあるが)、祖師谷通りの東西は道路としては消火活動には困難という感じが否めない。
●8月30日の朝日にも(上掲)載っている。下は世田谷区の地域防災計画での被害想定。
●東京湾北部M7.3 冬朝5時で死者440人、冬昼12時277人、冬夕18時655人ということになっている。風速8メートル。
●もちろん、想定は想定に過ぎない。ミサイルがどこに落ちるか、避難しろ、と云ってもどこに?と思うことと同じようだが、それはちょっと違う。
●地域防災計画を少しリアルに考えてみたい。