都議会の自民党は、セクハラヤジ議員をいつまで、かくまっているのだろうか。世界中で呆れられているゾ。
議会中継では発言者の声をマイクは拾うが、ヤジは入りにくい。それでもあれだけ拾えたのだから、議場内ではハッキリ聞こえたはずである。
自民党の石破幹事長も21日のテレビ番組で「速やかに『私です』と言っておわびをすることが必要だ」と述べている。当たり前だ。(ジョージ•ワシントンの桜の木の逸話を知らないのだろうか?)今後、出てくるにしても、うやむやにしようとしていたことは明らかだ。
今回の件は自民党というカルチャーの中に、今なお女性への蔑視があることを伺わせた。だから都議会自民党は何も動かなかった。女性への蔑視は生命の尊さを軽んじることにつながる。それはまさに解釈改憲で無理矢理、集団的自衛権を成就させ、戦闘行為に国民を近づけることにつながっていく。
女性に対する蔑視と生命を軽んじる“まなざし”こそが安倍政権の本質ではなかろうか。もちろんそれを隠すために女性政策をふんだんに盛ってはいるのだろうけど。
もはや都議会自民党「再発防止」程度でお茶を濁すことはできないだろう。