■国の借金が地方も合わせて825兆円を突破するという。左記事■その下の記事は今から14年前の読売。当時はまだ221兆円だった■14年で借金は増えに増えた。それでも国家の財政破綻には至っていない。当時の大蔵省、現在の財務省は“騒ぎすぎ”なのだろうか■ギリシャが大変なことになっている。10月に中道左派政権が誕生し、巨額の財政赤字が露見し国債の格下げが行われ、それが引き金となって金融危機がヨーロッパに広がっている■日本はギリシャ以上である。危ないという指摘や段々と苦しくなってきているという兆候は、あの夕張市でもあった。しかしそれは財政破綻した後の転落地獄からすれば軽症に過ぎなかった■国も同様である。国債の信用が落ちれば、たちどころに財政破綻である■政権交代といっても真っ新な国の運営を任されたわけではない。会社で言えば、潰れそうな会社の経営を任されたわけである■国の舵取りの最優先は国を倒産させないことである。そして新政権の課題もそこにある■「控除から手当へ」と言うのは「朝三暮四」とどこが違うのだろうか■安易に借金を増やす政治は改めなくてはならない。