6月の日経新聞朝刊の「私の履歴書」が面白かった。女性科学者の草分けとして著名な米沢富美子氏の人生。そのスーパーウーマンぶりは痛快の一言だが、それでも女性差別に立ち向かう姿は「負けるもんか」精神が徹底している。おそらく、そのうちNHKの朝ドラになるだろう。(たぶん)特に理系女子と数学や物理を面白く解説できるようにしてもらえばありがたい。わけても氏の専門とする「不規則系」とやらをわかりやすくドラマに織り込んでもらえたら、なおありがたい。(現在の「梅ちゃん先生」も女性医師の話だが理系ドラマというよりヒューマン系である、今のところ)今後の日本の成長には理系の人材をもっと増やさなくてはならないだろうし、女性の進出も氏の言うとおりである。その意味でNHKの朝ドラの社会に与える影響は少なくない。あともう一つ言えば朝ドラの時間はなんとかならないだろうか。8時では遅すぎる。そんな時間に見られるか、と思っている。仕方なしにBSで7時半に見ているが。7時でもいいのではないか。なんて・・・。
2012/06/28
言い逃れの果ての袋小路
つまるところ東京都は世田谷区にダマされたと言っている。ダマされたからカネ返せと。
東京都の「訴え」によれば、区の事業者選定及び管理監督が不適切かつ不十分だったから、今回の問題が起きたのであって、世田谷区に責任がある、という主張である。
これに対して、区側は責任の所在を曖昧にし続けている。だから都もしびれを切らしたのだろう。議会に対しても、区側は不適切であっても不十分であっても一生懸命やっていたのだから・・・といった調子で責任の所在を明確にしない。すなわち抽象的には不適切さを認めても、具体的には担当者は一生懸命やってたのだから、とはぐらかしているのだ。
議会追及においてはまず責任者の特定が出来なければ、事実解明が先に進まない、という手順がある。
しかし東京都とすれば責任者の特定も事実解明にも関心がない。単に会計上の違反かどうかで動いている。世田谷区が抽象的にでも不適切さを認めた段階で、区の責任だから東京都が出した補助金を返せと言えるわけである。
今回の東京都の動きは区のいい加減な対応にクギを刺すことになりそうだ。
東京都の「訴え」によれば、区の事業者選定及び管理監督が不適切かつ不十分だったから、今回の問題が起きたのであって、世田谷区に責任がある、という主張である。
これに対して、区側は責任の所在を曖昧にし続けている。だから都もしびれを切らしたのだろう。議会に対しても、区側は不適切であっても不十分であっても一生懸命やっていたのだから・・・といった調子で責任の所在を明確にしない。すなわち抽象的には不適切さを認めても、具体的には担当者は一生懸命やってたのだから、とはぐらかしているのだ。
議会追及においてはまず責任者の特定が出来なければ、事実解明が先に進まない、という手順がある。
しかし東京都とすれば責任者の特定も事実解明にも関心がない。単に会計上の違反かどうかで動いている。世田谷区が抽象的にでも不適切さを認めた段階で、区の責任だから東京都が出した補助金を返せと言えるわけである。
今回の東京都の動きは区のいい加減な対応にクギを刺すことになりそうだ。
2012/06/21
6月議会 調査なくして質問なし
6月議会での代表質問、一般質問ともにウチの会派は重要な指摘をした。議会の責務として行政の仕事をチェックできるのは質問を通じてである。その意味ではラジオの「子ども電話相談室」のような質問とは異なる。(このあたり未だに誤解している人も居て、そんなの電話で課長に聞けばいいのに、というような質問が時々あったりしてガックリ来ることがある)
今回の質問は役所の仕事に関して基本のキである。そのキがなっていない。お座なり、なあなあ体質、過ちは無かったことにする等々、議会が気づかなければなんとでもなる、というような風潮が見え隠れする。危険な兆候である。その意味では議会と行政は常に緊張状態を保たなければならない。
2012/06/17
虚構の決定
三島由紀夫の『文章読本』に、小説第一の美人は誰かという問いに答えている部分がある。三島はこう書いている「これはごく易しい質問です。文章における小説第一の美人とは、もしあなたが小説を書いて「彼女は古今東西の小説の中に現れた女性の中で第一の美人であった」と書けば、それが第一の美人になるのです」
小説の作者が、美人と書けば美人となるし、極悪人と書けば極悪人になる。小説の世界とは、現実とは関係のない小宇宙だと三島は述べている。当たり前と云えば当たり前、だから小説なのであって、小説どおりに現実が動いたらそれは「予言の書」である。
しかしその三島の後輩にあたる財務省や経産省役人たちは、紙に安全と書けば安全であり、税率を10%に書き換えれば財政再建だと信じて疑わない。福島原発を見れば安全神話が役人の書いた三文小説に過ぎなかったことは明らかである。所詮、大自然の破壊力には想像も及ばななかった。
役人小説を見抜けないのが現在の総理大臣である。
もっとも彼が虚構と現実の区別がつかないのは当然と云えば当然で、たった3年前まで街頭でシロアリ退治の演説をしていた中年国会議員が政権交代でいきなり財務副大臣、財務大臣、総理大臣まで上り詰めてしまったのである。しかもなんの実績もなく。彼がどうして総理大臣なのか、実際の所よくわからない人の方が多いのではないか。単に民主党の手続きの関係でこうなってしまったという。しかし彼こそが、役人が作り上げた虚構そのものなのである。
防潮堤や免震重要棟を計画段階だけで安全対策だと言い切るのは、もはや虚構を信じるしか総理大臣としては選択肢がないのだろう。もし虚構を疑えば、自らの地位も虚構にすぎないことがバレてしまうからである。
すでに政治主導を声高に宣言して政府入りした民主党は、後ろ手に縛られ、マニュフェストを剥奪され、分裂の瀬戸際まで追い詰められている。完敗である。官僚制を甘くみたツケである。
最後に残されたのが虚構の総理の座である。唯一彼が虚構の世界から現実を取り戻せるとしたら、解散総選挙を即実施することである。選挙をやれば国民と官僚とのパワーバランスをリセットできるからである。目を覚ませ総理大臣!
小説の作者が、美人と書けば美人となるし、極悪人と書けば極悪人になる。小説の世界とは、現実とは関係のない小宇宙だと三島は述べている。当たり前と云えば当たり前、だから小説なのであって、小説どおりに現実が動いたらそれは「予言の書」である。
しかしその三島の後輩にあたる財務省や経産省役人たちは、紙に安全と書けば安全であり、税率を10%に書き換えれば財政再建だと信じて疑わない。福島原発を見れば安全神話が役人の書いた三文小説に過ぎなかったことは明らかである。所詮、大自然の破壊力には想像も及ばななかった。
役人小説を見抜けないのが現在の総理大臣である。
もっとも彼が虚構と現実の区別がつかないのは当然と云えば当然で、たった3年前まで街頭でシロアリ退治の演説をしていた中年国会議員が政権交代でいきなり財務副大臣、財務大臣、総理大臣まで上り詰めてしまったのである。しかもなんの実績もなく。彼がどうして総理大臣なのか、実際の所よくわからない人の方が多いのではないか。単に民主党の手続きの関係でこうなってしまったという。しかし彼こそが、役人が作り上げた虚構そのものなのである。
防潮堤や免震重要棟を計画段階だけで安全対策だと言い切るのは、もはや虚構を信じるしか総理大臣としては選択肢がないのだろう。もし虚構を疑えば、自らの地位も虚構にすぎないことがバレてしまうからである。
すでに政治主導を声高に宣言して政府入りした民主党は、後ろ手に縛られ、マニュフェストを剥奪され、分裂の瀬戸際まで追い詰められている。完敗である。官僚制を甘くみたツケである。
最後に残されたのが虚構の総理の座である。唯一彼が虚構の世界から現実を取り戻せるとしたら、解散総選挙を即実施することである。選挙をやれば国民と官僚とのパワーバランスをリセットできるからである。目を覚ませ総理大臣!
2012/05/22
空き家対策
世田谷区の空き家は約3万5千。そのうち戸建て住宅は約6千2百である。この戸建て住宅がいわゆる管理が行き届かず近所における「迷惑空き家」になっている場合が多い。
中でも廃屋化している空き家は問題である。これを“所有者側”からみると21日のアサイチ(NHK)でもやっていたが、現実的な問題点が明らかになる。
まず解体費。木造の場合坪当たり3万〜5万。これだけで百万前後もしくはそれ以上の出費となる。
さらに固定資産税。更地になれば固定資産税が6倍になる。家があれば、たとえそれが廃屋でも、また、誰も住んでいなくても住宅用地となり固定資産税が安くて済む。
住宅用地と更地の固定資産税の違いはそれなりに意図があるとしても、「迷惑空き家」対策としては完全にブレーキとなっている。
中でも廃屋化している空き家は問題である。これを“所有者側”からみると21日のアサイチ(NHK)でもやっていたが、現実的な問題点が明らかになる。
まず解体費。木造の場合坪当たり3万〜5万。これだけで百万前後もしくはそれ以上の出費となる。
さらに固定資産税。更地になれば固定資産税が6倍になる。家があれば、たとえそれが廃屋でも、また、誰も住んでいなくても住宅用地となり固定資産税が安くて済む。
住宅用地と更地の固定資産税の違いはそれなりに意図があるとしても、「迷惑空き家」対策としては完全にブレーキとなっている。
2012/05/16
海賊党
15日の東京新聞の記事には今後注目の「海賊党」が載っている。
記事にもあるように、インターネット規制に反対したり著作権についても反対しているのが「海賊党」のコアである。
ネット社会が拡大するなかで当然これらの主張は支持を集めていくだろう。それにしても「海賊」とは面白い。
記事にもあるように、インターネット規制に反対したり著作権についても反対しているのが「海賊党」のコアである。
ネット社会が拡大するなかで当然これらの主張は支持を集めていくだろう。それにしても「海賊」とは面白い。
2012/05/12
2012/05/10
こんな時に4.5倍の予算要求する国会議員
首相が政治生命を賭けるとまで宣言している国会審議。まず自ら身を削る姿勢を示さなければならない時に、来年度予算の議員海外派遣の大幅増額(4.5倍)を早々に決めてしまうとは。そもそも予算を増やして海外に行く回数を増やしても、例えば恐妻家の防衛大臣のごとく資質そのものに疑義が生じている人物など、国益という観点から、何かの足しになるのだろうか。
会う事、訪れることは大事である。ただし海外との交流は、ここ十年、二十年環境は変わった。一度信頼関係さえできれば、あとはインターネットでたいていのことは出来る時代である。
どうも地方議会を含めて、海外視察というか海外交流というのは昔のJALパックの農協ツアーを連想してしまう。(個人的には公費による海外視察に参加したことはない)問題は一話完結型ということである。これでは報告書を書いて終り、ということで各議員の思い出に残るだけである。それでは個人的交流の範疇を出ていないということである。
話は飛躍するが、例えば国会議員は海外において日本食(和食)を広める義務を負わせるとかすればよい。文化などと言っても所詮、人間うまいものを食べることから始まるのものである。日本に興味を持ってもらうには日本のうまいものを広めることが一番である。こういうことが日本の農業や漁業および食素材関連産業に影響を与えるし、戦争よりおいしい食卓の方が普遍的な人間の幸福なんだと主張できる。
見て勉強してくるとか、援助しに行くというような姿勢から、日本の良い所を売り込む(発信する)もっと簡単に言えば、経済的交流になってこそ初めて儀礼的な交流から脱皮できるのではなかろうか。儀礼的な費用からすれば4.5倍増なんて何を考えているのか。
会う事、訪れることは大事である。ただし海外との交流は、ここ十年、二十年環境は変わった。一度信頼関係さえできれば、あとはインターネットでたいていのことは出来る時代である。
どうも地方議会を含めて、海外視察というか海外交流というのは昔のJALパックの農協ツアーを連想してしまう。(個人的には公費による海外視察に参加したことはない)問題は一話完結型ということである。これでは報告書を書いて終り、ということで各議員の思い出に残るだけである。それでは個人的交流の範疇を出ていないということである。
話は飛躍するが、例えば国会議員は海外において日本食(和食)を広める義務を負わせるとかすればよい。文化などと言っても所詮、人間うまいものを食べることから始まるのものである。日本に興味を持ってもらうには日本のうまいものを広めることが一番である。こういうことが日本の農業や漁業および食素材関連産業に影響を与えるし、戦争よりおいしい食卓の方が普遍的な人間の幸福なんだと主張できる。
見て勉強してくるとか、援助しに行くというような姿勢から、日本の良い所を売り込む(発信する)もっと簡単に言えば、経済的交流になってこそ初めて儀礼的な交流から脱皮できるのではなかろうか。儀礼的な費用からすれば4.5倍増なんて何を考えているのか。
2012/04/21
“その後”のことを考える
21日の日経。東京都の首都直下地震の被害想定を受けて、杉並区が反応したようだ。あれだけの延焼想定なら、“その後”のことを心配するのは当然だ。
減災対策、防災計画は議論されても、復旧・復興計画についてはあまり議論されない。“その後”のことを考えれば、地籍調査が進んでいる地域ほど復旧・復興が早いのだが、このことがまだまだ理解されていない。“その後”の制度面については私たちの会派は3月議会で初めて触れている。このあたりのことは国や都と連携事業のようなかたちになっているので、区単独で説明するわけにはいかない分野でもある・・・(というより、ほとんど知られていない、その反面いざ起きたら多くの区民が利用する制度なのだが・・・)簡単に言えば境界確定は早めにしておいた方がいいということ。まあ世田谷区の場合、畦畔というやっかいな問題も浮上するのだけど。
減災対策、防災計画は議論されても、復旧・復興計画についてはあまり議論されない。“その後”のことを考えれば、地籍調査が進んでいる地域ほど復旧・復興が早いのだが、このことがまだまだ理解されていない。“その後”の制度面については私たちの会派は3月議会で初めて触れている。このあたりのことは国や都と連携事業のようなかたちになっているので、区単独で説明するわけにはいかない分野でもある・・・(というより、ほとんど知られていない、その反面いざ起きたら多くの区民が利用する制度なのだが・・・)簡単に言えば境界確定は早めにしておいた方がいいということ。まあ世田谷区の場合、畦畔というやっかいな問題も浮上するのだけど。
2012/04/20
「から・そし」延焼帯
東京都の新たな地震被害想定が発表された。東京湾北部地震(冬18時)の焼失棟数分布図に地図を重ねてみた。(左上)
その世田谷地域を拡大したのが左下。
世田谷区内で焼失被害で意外だったのは千歳烏山から祖師ケ谷大蔵にかけてのベルト地帯。仙川の東岸の一帯。確かにこのあたりは道路事情が悪く火の手があがれば手のほどこしようがない。
ついでに言えば、道路境界線がまだまだ不明確な地域とも重なる。現在、東北の気仙沼市などで問題になっているのは、各戸の境界線があいまいなために復旧・復興事業がストップしているという事実である。
地籍調査(私有地の境界と面積)が完了していないと、復旧・復興事業として誰と交渉してよいのかわからない。平時ならどうにか家一軒の焼失ですむかも知れないが、震災となれば焼け野原の可能性も否定できない。そうなると元の私有地は極めて不正確となる。しかも畦畔も含まれるので厄介である。
東京都知事は祖師谷公園予定地をこそ買うべきではなかろうか。
その世田谷地域を拡大したのが左下。
世田谷区内で焼失被害で意外だったのは千歳烏山から祖師ケ谷大蔵にかけてのベルト地帯。仙川の東岸の一帯。確かにこのあたりは道路事情が悪く火の手があがれば手のほどこしようがない。
ついでに言えば、道路境界線がまだまだ不明確な地域とも重なる。現在、東北の気仙沼市などで問題になっているのは、各戸の境界線があいまいなために復旧・復興事業がストップしているという事実である。
地籍調査(私有地の境界と面積)が完了していないと、復旧・復興事業として誰と交渉してよいのかわからない。平時ならどうにか家一軒の焼失ですむかも知れないが、震災となれば焼け野原の可能性も否定できない。そうなると元の私有地は極めて不正確となる。しかも畦畔も含まれるので厄介である。
東京都知事は祖師谷公園予定地をこそ買うべきではなかろうか。
2012/04/19
4号機問題
4月17日の東京新聞が福島第一原発4号機の現状を特集で伝えている。
もっと世間はこの4号機問題に目を向けるべきで、首都圏は放射能汚染と隣り合わせの状況にある。国として最善の策をとっているのであれば、それ以上は望めないが、昨今の政府の危機管理のあり方を考えれば、誰かが指摘しなければ気がつかないほど劣化している。
事故処理中の巨大地震発生、という組み合わせが怖い。東京都の新たな地震の被害想定が発表されたが、その中には4号機問題はない。首都圏に被害をもたらす地震は4号機問題とつながっているのに・・・。
もっと世間はこの4号機問題に目を向けるべきで、首都圏は放射能汚染と隣り合わせの状況にある。国として最善の策をとっているのであれば、それ以上は望めないが、昨今の政府の危機管理のあり方を考えれば、誰かが指摘しなければ気がつかないほど劣化している。
事故処理中の巨大地震発生、という組み合わせが怖い。東京都の新たな地震の被害想定が発表されたが、その中には4号機問題はない。首都圏に被害をもたらす地震は4号機問題とつながっているのに・・・。
2012/04/03
東京湾北部地震
先月、文科省が発表した首都直下で起こる東京湾北部地震による各地の震度分布地図は、わかったようで、わからない。(上図)
そこで、やや詳細な地図を重ね合わせてみた。(下図)そこで改めてわかったのは、東京湾北部地震の震源とはディズニーランドが震源ということだ。(正確にはディズニーランド沖)近隣では大田区の区役所が震度7のど真ん中にある。世田谷区はほぼ全域が震度6強であるが一部に6弱の所もある。
杉並区や練馬区は半分くらいが6弱。交通関連で考えられるのは、大田区役所近辺が震度7ということから、東海道新幹線や羽田空港へのアクセスは相当の被害だろうし、湾岸を走るりんかい線も深刻だ。
文科省はこの地図の誤差は数キロメートルであり、市区町村レベルの震度は公表しないということだが、これでおおよその事はわかる。ただし震源の“順番”は誰にもわからない。立川断層ならこの地図は逆になるのだろう。
そこで、やや詳細な地図を重ね合わせてみた。(下図)そこで改めてわかったのは、東京湾北部地震の震源とはディズニーランドが震源ということだ。(正確にはディズニーランド沖)近隣では大田区の区役所が震度7のど真ん中にある。世田谷区はほぼ全域が震度6強であるが一部に6弱の所もある。
杉並区や練馬区は半分くらいが6弱。交通関連で考えられるのは、大田区役所近辺が震度7ということから、東海道新幹線や羽田空港へのアクセスは相当の被害だろうし、湾岸を走るりんかい線も深刻だ。
文科省はこの地図の誤差は数キロメートルであり、市区町村レベルの震度は公表しないということだが、これでおおよその事はわかる。ただし震源の“順番”は誰にもわからない。立川断層ならこの地図は逆になるのだろう。
2012/04/02
ダモクレスの剣
福島第一原発4号機の危険性が、毎日新聞のコラム「風知草」で取り上げられている。4号機の危険性は、崩れかけている写真を見れば、言葉もない。先日も会派の控室でその最新映像を見て、慄然となった。
その崩壊した4号機建屋の中に460トンもの核燃料がプールの中に沈んでいる。プールの安全性は定かではない。容易に人間が近づけないから正確にはわからない。対策も打ちようがない。要するに実際のところ、“なってみないとわからない”というのが現実。
なってみないと、というのは再震災の勃発である。爆発し崩壊した建屋が、再度の震災に耐えられるのだろうか。コラムではこのあたりを慎重に(婉曲的に?)記しているが、極めて現実的な心配だからこそであろう。
昨日のNHKの番組「メガクエイク-今日本の地下で何が起きているのか」を見たら、原発「再」稼働など日本全滅だ。巨大地震が起こらないことを祈るしかない国政不在。国政における万が一とは今に違いない。
その崩壊した4号機建屋の中に460トンもの核燃料がプールの中に沈んでいる。プールの安全性は定かではない。容易に人間が近づけないから正確にはわからない。対策も打ちようがない。要するに実際のところ、“なってみないとわからない”というのが現実。
なってみないと、というのは再震災の勃発である。爆発し崩壊した建屋が、再度の震災に耐えられるのだろうか。コラムではこのあたりを慎重に(婉曲的に?)記しているが、極めて現実的な心配だからこそであろう。
昨日のNHKの番組「メガクエイク-今日本の地下で何が起きているのか」を見たら、原発「再」稼働など日本全滅だ。巨大地震が起こらないことを祈るしかない国政不在。国政における万が一とは今に違いない。
2012/03/28
インフォームド・コンセント
芦花公園から廻沢のガスタンクを望む。菜の花が鮮やか。撮ったのは3月26日だが、昔の世田谷の感じが残っている。昔はもっとのんびりしていたなぁ。3月の定例会が終った。ちょっとホッとする。それにしても、福島第一原発4号機のことを心配しながら過ごすことになろうとは・・・今私たちの控室では4号機の話題でもちきり。ちょっと揺れようものなら、4号機は?大マスコミは報じないが外国メディアの関心事は4号機の状況。政府は国民に対して、いつインフォームド・コンセントするのだろうか。
2012/03/23
悪いのは部下です・・・
保坂区政の最初の人事が発令された。人事の本質は異動者の顔ぶれではない。逆に発令者としての区長の器量が試される点に人事の本質と怖さがある。
今回の人事を見ると、途中で“お役御免”の人事がいくつか見当たる。そういう場合、何らかの失態があったと思われるのが普通である。しかし、そんなことは見当たらない。思い当たるとすれば、2つある。1つは区長の大型開発の見直しについての担当セクション。しかしこれは区長が大型開発の見直しについてハンドルを切らない限り担当とすればどうしようもない。区長は果たしてハンドルを切ったのだろうか。残念ながら何もしていない。区長がちゃぶ台返しのような方針を貫けば、部下は従わざるを得ない。そんな決断をしないで、担当セクションをいじるのは区長の責任転嫁であり、区民向けの「悪いのは部下です・・・」という表明に過ぎない。2つ目は前任者の失態をまるで現任者の責任として行ったことである。失態の原因は前区政にあるものの、問題の処理は保坂区政の責任である。これも区長の甘い対処が招いた辞令である。
トップに注がれる職員のまなざしというのは実は厳しいものがある。その原点は公正な人事である。保坂区政はまた一つ失敗を重ねた観がある。
幹部級人事異動名簿のダウンロードはここをクリック!
今回の人事を見ると、途中で“お役御免”の人事がいくつか見当たる。そういう場合、何らかの失態があったと思われるのが普通である。しかし、そんなことは見当たらない。思い当たるとすれば、2つある。1つは区長の大型開発の見直しについての担当セクション。しかしこれは区長が大型開発の見直しについてハンドルを切らない限り担当とすればどうしようもない。区長は果たしてハンドルを切ったのだろうか。残念ながら何もしていない。区長がちゃぶ台返しのような方針を貫けば、部下は従わざるを得ない。そんな決断をしないで、担当セクションをいじるのは区長の責任転嫁であり、区民向けの「悪いのは部下です・・・」という表明に過ぎない。2つ目は前任者の失態をまるで現任者の責任として行ったことである。失態の原因は前区政にあるものの、問題の処理は保坂区政の責任である。これも区長の甘い対処が招いた辞令である。
トップに注がれる職員のまなざしというのは実は厳しいものがある。その原点は公正な人事である。保坂区政はまた一つ失敗を重ねた観がある。
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2012/03/11
2012/03/08
遅効性の嘘
産経新聞は、保坂区長が選挙違反を認めたというリード。この問題は警察マターであるが実際の所、現在の保坂区政を象徴している事件と言っていい。
核心は「認識の欠如」である。
できもしない大型開発の見直しを公約に掲げ、案の定、いま保坂区長はあちこちの支持者からブーイングの嵐であり、支援した議員は区長を前に怒鳴りまくるという異常な予算委員会となっている。これも基本的な権限の「認識の欠如」。区長は何でもできると思っていたのだろうか。さらに予算編成をしてみて初めて財政悪化を知ったという基本的な財政への「認識の欠如」。おそらく区長になるまで区外に住んでいた区長は世田谷区はさぞかし財政的に豊かな区であったと思っていたのだろう。
国会議員を務めたくらいだから、それなりの知識があるだろうと思ったら大間違い。(私でさえようやく最近気づいた)下の記事のごとく選挙違反行為すら知らないでこれまでやってきた、ということである。確かに保坂区長の弁舌はさわやかで、相手の気をそらさない。しかし時系列的に期間を置いて見れば、多くのことが矛盾だらけとしてあらわれて来る。言ってることとやってることが違う。簡単にいえば「遅効性の嘘」に我々は惑わされている、ということなのだが・・・。
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