福島第一原発4号機の危険性が、毎日新聞のコラム「風知草」で取り上げられている。4号機の危険性は、崩れかけている写真を見れば、言葉もない。先日も会派の控室でその最新映像を見て、慄然となった。
その崩壊した4号機建屋の中に460トンもの核燃料がプールの中に沈んでいる。プールの安全性は定かではない。容易に人間が近づけないから正確にはわからない。対策も打ちようがない。要するに実際のところ、“なってみないとわからない”というのが現実。
なってみないと、というのは再震災の勃発である。爆発し崩壊した建屋が、再度の震災に耐えられるのだろうか。コラムではこのあたりを慎重に(婉曲的に?)記しているが、極めて現実的な心配だからこそであろう。
昨日のNHKの番組「メガクエイク-今日本の地下で何が起きているのか」を見たら、原発「再」稼働など日本全滅だ。巨大地震が起こらないことを祈るしかない国政不在。国政における万が一とは今に違いない。