2014/04/28

あるのか?STAP細胞と解散

先週のサンデー毎日にも・・・。

2014/04/13

6月解散総選挙はあるか?


 先日の会派会議で、来年の統一地方選までにどんな事態が起こりうるか、が話題となった。その中で、一番ありそうなのが6月解散総選挙。
 通常なら再来年の衆参同日選挙ということだろうが、昨今の選挙事情を考えるとそうでもない。例えば一昨年の民主政権の解散時期を考えると、維新の会が国政政党になる前に解散を打った方が、民主の打撃は少なかったはず。これを教訓とすれば、一強多弱のうちに解散総選挙を行う方が、じっくり構えて野党の再編を待つより、断然有利。しかも責任野党が情けない状況では、自前で議席を増やす方が早いと考えるのも道理。ひょっとすれば自民だけで3分の2以上を占めるかもしれない。もちろん争点は「集団的自衛権」。国民の信を問う、なんて言い出しそう。果たしてこの議論の決着は・・・上は4月12日放送のNHKスペシャル「いま集団的自衛権を考える」より。

2014/04/11

刺激惹起性待機児解消発信

 世田谷区の予算には保坂区政になってから名称がついている。平成26年度予算は「子ども・子育て応援都市せたがや」。特段、平成26年度予算が変わった訳ではない。保坂区長お得意の印象操作の一環である。
 ちなみに昨年度の名称は「災害に強い福祉文化都市せたがや」である。たった一年で「災害に強い福祉文化都市」から「子ども・子育て応援都市」に変わってしまう“軽さ”が保坂区長の限界を示している。だいたい「災害に強い福祉文化都市」だけで、永遠の政治テーマであろう。それが一年でポイとは、いかに予算編成を軽く、選挙向けのアクセサリー程度にしか考えていない証拠。
 そもそも今年、保育園待機児童数ワーストと言われる世田谷で、どれほどの「子ども・子育て応援都市せたがや」になれるのであろうか。
 出来もしないことを軽々に発信すべきではない。特に待機児童をめぐる保育の問題は、非情にデリケートな問題である。期待する親にとって行政の語りかける言葉が、見込み違いではすまされない。
 横浜市は昨年5月に待機児童ゼロ宣言を行ったが、その結果、保育を求める子育て世代が殺到、また子どもを預けて働こうとする人も増加。現在では世田谷区同様である。千葉市も同じコースを歩むだろう。
 区内在住の子育て世代は異口同音に、区長のパフォーマンスで流入を加速するような発信はやめてくれと思っている。

2014/04/01

糖質制限食の安全性を確認

近ごろ話題の書「炭水化物が人類を滅ぼす」(夏目睦・著・光文社新書)は、「現在の栄養学(食の科学)が、じつは科学から程遠いところで成立しているから」結果として人類は滅びるという話である。
著者の言いたいのは「間違った栄養学が人類を滅ぼす」ということであろう。そしてその“立証過程”が実に面白い。次の一文などハッとしてしまう。
「体温は最高でもせいぜい40度Cであり、この温度では、脂肪も炭水化物も「燃焼」しない。つまり、人体内部で食物が「燃えて」いるわけがない。そもそも、細胞内の代謝と大気中の燃焼はまったく別の現象である。」(P167)確かに言われてみればそうである。ここから栄養学が、物理学的燃焼を栄養学的カロリーに置き換えている問題をさまざま論証している。

そういえば、日経新聞に糖質制限食はいろいろ問題視する向きもあるが、調査したところ逆に糖質制限をした方が、心血管疾患で死亡する危険性が低く、特に女性において顕著だったという記事があった。これなども著者の主張を裏付けるものだろう。

生活習慣病が現在の医療費増大の根源にあるとすれば、食生活の改善とか適度な運動以前に、ひょっとして“食生活の常識”から問いなおして行く必要があるのではなかろうか。