2012/01/23

脱東電

 「脱東電」とは世田谷区が“民意”を代弁して「不買運動」を展開しているようなものである。まさに(まだまだ)東京電力に対する社会的圧力は弱すぎる。といっても独占企業ということから消費者レベルでは「不買運動」は事実上できない。その分、世田谷区には頑張ってもらいたい。
 東京電力にはまだまだ遊休資産がゴロゴロあり、社内天下りの子会社等もいくつもある。これまで有り余る資金力で御用学者を培養し、有り余る社員数で御用議員を育成してきたことはつとに有名な話である。東電労組も同様である。(東京電力労組 協力議員なるものがあるらしい
 とにかく「脱東電」は独占事業の上にあぐらをかく経営姿勢に一石を投じることになり、また世田谷区議会でも同様の考えだと思う。