2010/12/10

世田谷区民狙い打ち

子ども手当の財源捻出で、ついに相続税の基礎控除を引き下げるというまさに「控除から手当へ」ということで、この発想でいけば相続には全額課税されるということになり、世田谷に住居を有する区民は軒並み課税ということにもなりかねないこれは全国に比べて地価が高い世田谷区それも住宅都市を謳う世田谷区としてはとてつもなく痛いもともと制度設計がないまま政権交代の勢いで始まった子ども手当これを発案したのは御当地国会議員小宮山洋子氏で、現厚労副大臣である財源がなければ単なる思いつきに過ぎないそれよりも何よりも、子どもたちが、子ども手当はバラマキだと主張しているのだから(左下記事)愚策としか言いようがない要するに民主党および小宮山洋子氏の発想は中学生レベルでも否決に値する内容だということである。中学生には少なくとも日本の借金だらけの財政というものを理解しているのだろう財源なんかどこからか湧いてくるという財政オンチの議員は、高度経済成長時代の政治遺物でしかない。