2017/09/13

「平手打ち」と「手打ち」

ジャズコンサートの件について、新聞はどのように伝えていたか?可能な限りでまとめてみた。



朝日新聞は「男子中学生の髪をつかみ、顔に往復ビンタを加えていたことがわかった」と伝えている

東京新聞は「男子生徒の髪をつかんだ上、顔のあたりを平手で打つようなしぐさをした。」とちょっと引き気味。
日経新聞では「男子中学生の髪をつかんで顔をたたくなどしていた。」と報じ、「たたいた」としている。
日経新聞はその後、「男子中学生の髪をつかんで往復ビンタをした」と「顔をたたく」から「往復ビンタ」と表現を強めている(感じ?)
朝日新聞は「往復ビンタ」から「平手打ち」に変更している。なぜか?
区長は「平手打ちの動作は確かにしたが、中学生はよけた」と述べている(しかし片方は当たっている!往復ではないが、往路、復路のどちらかは当たっていたということ!)

因みに、保坂区長の「平手打ちの動作は確かにしたが」という「認識のあり方」について、保坂氏を古くから知る人たちから疑問の声が一部で上がっているという。

保坂展人氏の社会的活動の原点は以下の裁判に始まる。自著でも何度もこの件は触れている。

この今から35年前の記事では「学校の中で教師が何をやってもいいというなら、生徒は校内暴力や非行に走るしかない。こんなことでいいのですか」と絶叫調で述べている。
1982年(昭和57年)5月19日読売新聞