2013/03/28

臨海斎場は首都直下の時は使えない!?

 東京都が発表した液状化の可能性が高い地域(ピンクの部分)、液状化の可能性がある地域(クリーム色の部分)、液状化の可能性の低い地域(グリーンの部分)を実際の地図に当てはめてみると、当然のことながら、湾岸の埋立地域が該当する。
 その中に、臨海斎場Aのピンがある所(火葬場)があり、接続道路はすべて液状化の可能性が高い地域に囲まれている。言いたいことは、首都直下の場合、臨海斎場(火葬場)は使いものにならない可能性が高いということである。
 首都直下での東京都の死者は約1万人。現行の計画では地区会館等に遺体は安置となっているが、そんな状態で可能だろうか。23区の火葬場のほとんどが環七の内側にあり、交通規制の対象地域である。移動が一定期間制限される。東日本大震災では冬場に関わらず土葬を強いられた地域が多数あった。23区で土葬など可能だろうか?そんな残酷なことが可能だろうか?そういう先の先を読み込んで私たちの会派は予算委員会に臨んでいる。