2009/10/02

決算委員会 ナゾの6日間

区の職員のミスで1600万もの穴があき、それを勝手に区民の税金で穴埋めをして、良いのだろうか●すでに4月の段階で明らかになったことだが、1年間に渡り中学校給食費会計を1ヵ月ミスカウントして、それを上司の課長、部長が見逃していた事件である●しかも10月1日の決算委員会では、事件が発覚する前に監査委員が例月出納検査で、予告的注意を促していたにもかかわらずである。つまり外部から「大丈夫か」と再三注意があったのに、無視していたのである●さらに問題は、課長レベルで発覚したのが3月議会開催中の3月24日のこと。課長から部長に報告が届いたのは3月30日。6日もかかっている●ちょっとわからないかも知れないが、この6日間には重要な意味がある。それは議会終了日が3月27日だったということである。結果から見れば、6日間も掛かったために議会報告が間に合わなかったということである●議会開催中の報告と閉会中の報告では意味合いは天地ほどの差がある●そこで質問したのは、果たして1600万円もの税金を新たに流用する手続きを伴う事態に、課長から部長への報告に6日も要するか、という疑問である。もちろん結果は想定通り、あたふたとした釈明に終始した。とりあえず動画はこちら(総括の【4】)。