●議会改革はどこで議論するのか。通常、議運(議会運営委員会)のように思えるが過去の例からすれば、研究会とか検討会という別組織で行なっている(この方がメンバーが議会人事と関係なく固定して議論がしやすいという利点もある)●形態はどうであれ、問題はいつ“議論に入るか”である。区議会議員の任期も残すところ約1年半である●実は各会派から出されている改革のテーマは結構ある。議会制度に関する検討項目一覧によれば
- 姉妹都市交流も含めた海外視察(今年度は一応中止・自粛?)
- 陳情の取り扱い(議論はしたものの関連陳情が出され、途中)
- 会派構成から見た発言時間の見直し(議論に入っていない)
- 費用弁償(議論に入っていない)
- 議員定数(議論に入っていない)
- 議員の経歴詐称防止のルール化(議論に入っていない)
- 本会議での議案に対する質疑(議論に入っていない)
- インターネット領収書公開の変更(議論に入っていない)
●実際、今期になって実現した改革は「せたがや政策会議」が提案した、本会議での質問項目をホームページに掲載する、のひとつだけである●もちろん議論しただけで何か結論が出て、制度が変わるとは限らない。そこには各会派の主張とともに合意作りも必要である●しかし、これらの課題について(課題は今後増える可能性もある)各会派の考え方が示される、というのは開かれた議会としてよいことである。それにしても早く議論に入ろう!