●仙台市にDXを学ぶ。
●仙台市は「フルデジタルの市役所」を標榜。残念ながら23区の一部である世田谷区は東京都と合わさって「フルデジタル」になる。仙台市は政令指定都市。
●DXといえば、これも人材不足。正確に言えば業者不足。
●議会としてはプロセスはわからない。結果として「書かない」「行かない」「待たない」役所の実現を待つしかない。
●まあどこも大変ですね、ということか。
●企画総務委員会は世田谷区の政策部門を扱う委員会。実際の区民生活より区役所の内部側に目線の位置はある(と思う)
●故に、昨日の区の職員の働き方改革とか人材不足という状況は区民の皆さんに説明し辛い。
●盛岡市にシティープロモーションを学ぶ。
●まずシティープロモーションとは「まちの宣伝」。それは観光として、また人口減少を食い止めるためにも。
●当初は特産品、差別化等々をグイグイしていたものの、現在は「住みたいまち・住み続けたいまち・関わりたいまち」となり結局「盛岡大好き」という人を増やす行動に移っているようだ。
●実は2023年のニューヨークタイムズのコラム「52Places to Go」で盛岡市が選ばれたことが少なからず影響しているのかもしれない。52Placesというのは1年間で毎週ひとつの街をコラムで紹介することから52となっている。
●ちょっと事前に調べたら執筆者のクレイグ・モット氏は「歩いて心地よい都市」「豊かな自然」と感じそこに歴史的建築と風景の割合そしてコーヒー文化があることに魅力を感じているようだ。
●ちなみに一世帯あたりのコーヒー消費量は盛岡市は全国5位。
●翻って世田谷はある意味ひとつの自治体ではあっても、ひとつのまちという実感はない。“合衆国”のような感じかなぁ。
●すでに世田谷、砧、玉川、北沢、烏山という5支所でゆるやかにまとまっている。世田谷(三茶)砧(成城)玉川(二子玉)北沢(下北)烏山(ちとから?)
●幾つかの繁華街や農地も抱えているが、基本「住宅都市」である。
●住宅都市として求められているのは実は盛岡と同じではないかと感じた。
●ニューヨークタイムズの記者、クレイグ・モット氏は盛岡を「人生を肯定させてくれるメタフィジカルな抱擁」と称している。
●であるならば、「人生を肯定させてくれる街、世田谷」というのは現在の区長の目指す方向にかなっているのではないかと思った。すくなくとも「学習する都市」よりメタフィジカルである。