2025/07/21

世田谷区での参議院選挙

 ●世田谷区選管発表の世田谷区民の投票結果を(届け出順ではなく)得票順に並べ替えてみました。いろいろなことが見えてきます。




視察記 八戸市 (7月2日)

 ●最後は八戸市で民間連携による公共施設の整備・管理を学ぶ。

●八戸市では土地改良事業(?)で手に入れた土地に日本初の多目的アリーナを民間の専門事業者に定借で任せているというもの。

●当日は点検補修日とかで残念ながらそのアリーナをみることはできなかった。八戸といえばアイススケートである。北国にしては珍しく雪がふらないことからアイススケートが地域のスポーツとなったらしい。

●八戸市の担当者は専門事業者に全幅の信頼を寄せているようで今後への危惧は感じられなかった。

●通常、多様なイベントが行われる会場付近には宿泊施設が多くあるが、それは今後の課題で、現在は盛岡あたりに投宿してここへ遠征しているとのこと。

●市役所へ向かう道すがら上写真のように、公共施設に「らしいよ案内」があるのが良いと思った。

●ちなみに左は元八戸駅の入り口にあるもので「本八戸駅が明治27年に開業した時は「八ノ戸駅」だったらしいよ。」
●つまり元々はここが「八ノ戸駅」といっていたのが今では八戸駅は東北線の方を指すようになったという意味。

●もうひとつの写真は、整備中に道路で車も通る道が「この通りは近々?歩行者優先の道になるらしいぞーって!」

●豆知識(観光向け)、街づくり情報(市民向け)発信はすぐれているなぁと。

●世田谷区内にもわけのわからない土地があり意外と公有地だったりする。その時、こういう説明があれば区民は心の準備に役立つと思うが。「らしい」というのが微妙な役人語法か?







2025/07/18

視察記 仙台市 盛岡市(7月1日)

 ●仙台市にDXを学ぶ。

●仙台市は「フルデジタルの市役所」を標榜。残念ながら23区の一部である世田谷区は東京都と合わさって「フルデジタル」になる。仙台市は政令指定都市。

●DXといえば、これも人材不足。正確に言えば業者不足。

●議会としてはプロセスはわからない。結果として「書かない」「行かない」「待たない」役所の実現を待つしかない。

●まあどこも大変ですね、ということか。

●企画総務委員会は世田谷区の政策部門を扱う委員会。実際の区民生活より区役所の内部側に目線の位置はある(と思う)

●故に、昨日の区の職員の働き方改革とか人材不足という状況は区民の皆さんに説明し辛い。


●盛岡市にシティープロモーションを学ぶ。

●まずシティープロモーションとは「まちの宣伝」。それは観光として、また人口減少を食い止めるためにも。

●当初は特産品、差別化等々をグイグイしていたものの、現在は「住みたいまち・住み続けたいまち・関わりたいまち」となり結局「盛岡大好き」という人を増やす行動に移っているようだ。

●実は2023年のニューヨークタイムズのコラム「52Places to Go」で盛岡市が選ばれたことが少なからず影響しているのかもしれない。52Placesというのは1年間で毎週ひとつの街をコラムで紹介することから52となっている。

●ちょっと事前に調べたら執筆者のクレイグ・モット氏は「歩いて心地よい都市」「豊かな自然」と感じそこに歴史的建築と風景の割合そしてコーヒー文化があることに魅力を感じているようだ。

●ちなみに一世帯あたりのコーヒー消費量は盛岡市は全国5位。


●翻って世田谷はある意味ひとつの自治体ではあっても、ひとつのまちという実感はない。“合衆国”のような感じかなぁ。

●すでに世田谷、砧、玉川、北沢、烏山という5支所でゆるやかにまとまっている。世田谷(三茶)砧(成城)玉川(二子玉)北沢(下北)烏山(ちとから?)

●幾つかの繁華街や農地も抱えているが、基本「住宅都市」である。

●住宅都市として求められているのは実は盛岡と同じではないかと感じた。

●ニューヨークタイムズの記者、クレイグ・モット氏は盛岡を「人生を肯定させてくれるメタフィジカルな抱擁」と称している。

●であるならば、「人生を肯定させてくれる街、世田谷」というのは現在の区長の目指す方向にかなっているのではないかと思った。すくなくとも「学習する都市」よりメタフィジカルである。






2025/07/15

視察記 会津若松市(6月30日)

●会津若松市の人口は約12万人。
●市で行われている「職員の働き方改革」を学ぶ。

●会津若松市の最大の課題は「人手不足」。人口減や財政的な理由で職員数が依然と比べて約2割も減ったという。(つまり一人当たりの仕事量が増えた

●加えて若い人は東京志向で地元になかなか残らないという。

●まあ、公務員に限らず、日本全体で人材獲得競争状態であるのは事実。消費者には無名の素材産業(それも日本を代表するくらい)でもテレビやSNSで広告を出している。(明らかに人材獲得の一環と考えられる)

●また人材の流動化も激しくなったのも、転職のCMが多くなっていることから推測できる。

●会津若松市ではワークライフバランスのコンサルを使い「カエル会議」を推進。

●「カエル会議」とは「働き方を変える」と「早く帰る」ためのアイデア出しの場であり役職にとらわれず参加者全員が同じ発言量にする会議のことらしい。

●この手法で選ばれたモデル職場での成果が説明された。

●そのほか令和2年に市長が雰囲気醸成のために「男性育休100%宣言」を行なったという。


●ちょっと興味深かったのは、各部から出された意見として、「議会資料の作成が負担」というもの。

●恐らく、議会がなかったらどんなに「楽」だろうと空想しない公務員は、いないのかもしれない。

●世田谷区議会でも議会制度研究会を設けて、質問や通告、答弁のありようを検討中。

●それにしても、ワークライフバランス、働きたい役所ってどんなものなのだろう。ひいては日本人の「働く」って何なのだろう。もっと言えば公務とは・・・

●議員は役所の中の仕事ぶりについては知らない。原則として議員が質問できるのは課長職以上で、課の内部の仕事の割り振りはわからない。ただし区民への役所の接遇に関しては知ることができるが、それは役所への苦情という形になる。今回はその苦情対応が目的ではなく、あくまでも「働き方改革」。下は会津若松市議会の本会議場。









2025/04/17

東京大空襲のショート版


 

2025/04/02

東京大空襲について

2025/03/27

2025年3月21日予算委員会より

 恵泉通りとは下の青いライン世田谷区の数少ない南北道路となっていて、開通すれば災害時には有効な道路となります。

3月21日の予算委員会でここの土地(赤バッテン)は
すでに買収済みだということを確認しています
現状は下の通り