小室淑恵氏(株式会社ワーク・ライフバランス社長)のTEDxTokyoでの著名なスピーチ。
日本でワーク・ライフバランスの考え方はあまり根付いていない。それはまるで働くのを辞めろ、と言っているようであり、働かなかったらどうやって食べていくのか?という現実的な反論に打ちのめされてしまうからである。
確かに、現状ではワーク・ライフバランスという“システム”はすべての業態に当てはまることではない。
しかし今後、日本が世界の中で先進的な地位を占めるとすれば、このシステムが通用する業態転換を図らなければならないだろう。
要は「知識集約産業」への転換である。(世田谷区をデザインするときにこの方向性は必須だろう)
小室氏のスピーチは実に奥が深い。
子育て、財政再建、人生の価値、世界にあっての日本の立場・・・これらが見事につながるから感動せずにはいられない。
とにかくたった12分間耳を傾ければ、今後の人生観が変わるかもしれない。(最初の1分間は聞き取りづらいかも知れません。ちなみに小室氏とは一切面識はありません・・・)