2011/01/13

玉砕内閣

菅首相は昨日の民主党全国幹事長会議の挨拶で「まじめに国会対応に集中しすぎたことが反省です」と述べたらしいどういう文脈であったにせよ、首相の資質ナシ、呆れた発言である(柳田法相発言と同じレベル)その上、国会では「民主党のいいことは一言も質問しない」とも。自分がどのような野党質問をしたか、忘れているのだろうか野党はその批判センスで仕事の質が問われているそして少なくとも「生産的」「創造的」な要素が込められていなければ、単なる悪口に堕してしまうから要注意である今となっては政権交代前に、現在の野党が散々民主党のマニフェストの財源問題を指摘していたはずである。その意味では「生産的」な芽があったわけであるそれを無視した上で政権交代をし、1年半たった今、財源不足でやっぱりマニフェストの見直しだという、そして増税だという(16兆8千億の財源が出てくると言ったものの捻出できたのは3兆9千億)こんな滅茶苦茶な政権では、いくら何でも「生産的」「創造的」な批判センスは見いだしようがない菅首相が国会運営にエネルギーが取られるとしたら、ご都合主義で政権運営をしているからである。身から出たサビである今度の国会は前回以上に菅首相は国会に忙殺されるはずであるハッキリ言ってこんな内閣で働くのは無意味である(菅首相夫人は昨日、外国特派員協会の講演で玉砕もやむなしとの発言をしている)『玉砕内閣』にいることがどれほど無駄か、せめて『玉砕首相』、『玉砕夫婦』にとどめるべきだと思うが。ともかく地方を道連れには絶対に避けなければならない。