先日来の下北沢を巡る訴訟は原告が取り下げ、上掲記事の通り東京都も同意し、終了となった。
これに関し、都知事は次のようなコメントを発表した。青字部分。
補助54号線は、下北沢周辺はもとより補助26号線や環状7号線につながる道路ネットワークを形成し、交通の円滑化や防災性の向上等を図るために必要不可欠な道路です。事業中の1期区間に集中するため、2期・3期区間は第四次事業化計画の優先整備路線としていませんが、施工者である世田谷区が、事業中の1期区間の整備を推進するとともに、その進捗状況を踏まえ、隣接する2期・3期の区間の事業化に向けた準備も進めていくこととしています。
これを見る限り、訴訟の前後で何が変わったかといえば、補助54号線の2期・3期区間を第四次事業化計画の優先整備路線としなかったことだろう。ただし事業化に向けた準備は進めるとも。