2013/07/22

参院選比例代表の投票結果(世田谷区での投票結果)

 今回の選挙、比例選出票と見比べると東京選挙区の裏側が見えてくる。
 比例選出とは政党名を書いても、比例選出の候補者名を書いても1票になる。そのうち政党名を書く有権者は、その政党の支持者(例え一時的であろうとも、投票所にいる間は)と推測できる。とすれば東京選挙区でもその政党の候補者に投票するはずであろう、という前提で以下考えてみる。

 自民党の場合、政党名を書いた人が9万3851人、そして丸川+武見両候補に入れた人が11万6547人と増えている。

 一方、みんなの党の場合、政党名ではみんなの党と書いても、桐島候補には半分近くの人が投票しなかった。

 表の数字のうち、東京選挙区候補者の票÷政党名の票数 では

自民党124%
みんな  53%
共産党  97%
維 新  80%
民主党128%
公明党144%

 100%を超えればいわゆる浮動票の取り込みに成功したといえるだろう。

 逆に100%を下回れば、所属政党と東京選挙区の候補者のつながりが浸透していなかったか、或いは政党のイメージにふさわしくない候補者と支持者に判断されたか(他のふさわしい候補者に流れたということも含めて)のいずれかであろう。(以上はあくまでも世田谷区という限られた地域での投票結果を元にした個人的な見解です。)