前回のブログ「保坂区政の二股疑惑?」の補足資料編です。そっちから(すぐ下)お読み下さい。クリックすると大きくなります。
そもそもの発端はNPOの資金繰りが悪化したことが原因。しかも世田谷区はこのNPO選定時に財務状況の確認をしていなかった。
世田谷区はルールに違反し決算書類がないままNPOを選定してしまった。ルール通りならそのNPOは選ばれることもなく、今回の事態にもならなかったと東京都は判断した。
2千万円もの補助金を出すのに世田谷区がNPOの財務状況を詳しく調査せずに選定したことがルール違反だと東京都は言っている。普通じゃ考えられない。相手の財務状況を見ないで2千万円の補助金を出すなどあり得ないだろう。
このNPOは世田谷区だけでなく総務省からも補助金を受けてメチャクチャなことをしていた“前科”があった。にもかかわらず世田谷区は財務状況、経営状況について何も把握しようとしなかった。
ここまで来ると、世田谷区は最初からこのNPOに特別の便宜をはかって、本来なら通るはずもない選定基準を下げてあげたり、見てみぬ振りをしたり、弁済額を勝手に負けてあげたりと、終始かばう様な姿勢は否めない。その挙句の果てに、区民の税金で穴を埋めることになるとは。NPO の人間も選定基準を下げた役人も、たったの1円も自分の腹を痛めていないのである。