21日の日経。東京都の首都直下地震の被害想定を受けて、杉並区が反応したようだ。あれだけの延焼想定なら、“その後”のことを心配するのは当然だ。
減災対策、防災計画は議論されても、復旧・復興計画についてはあまり議論されない。“その後”のことを考えれば、地籍調査が進んでいる地域ほど復旧・復興が早いのだが、このことがまだまだ理解されていない。“その後”の制度面については私たちの会派は3月議会で初めて触れている。このあたりのことは国や都と連携事業のようなかたちになっているので、区単独で説明するわけにはいかない分野でもある・・・(というより、ほとんど知られていない、その反面いざ起きたら多くの区民が利用する制度なのだが・・・)簡単に言えば境界確定は早めにしておいた方がいいということ。まあ世田谷区の場合、畦畔というやっかいな問題も浮上するのだけど。