先月、文科省が発表した首都直下で起こる東京湾北部地震による各地の震度分布地図は、わかったようで、わからない。(上図)
そこで、やや詳細な地図を重ね合わせてみた。(下図)そこで改めてわかったのは、東京湾北部地震の震源とはディズニーランドが震源ということだ。(正確にはディズニーランド沖)近隣では大田区の区役所が震度7のど真ん中にある。世田谷区はほぼ全域が震度6強であるが一部に6弱の所もある。
杉並区や練馬区は半分くらいが6弱。交通関連で考えられるのは、大田区役所近辺が震度7ということから、東海道新幹線や羽田空港へのアクセスは相当の被害だろうし、湾岸を走るりんかい線も深刻だ。
文科省はこの地図の誤差は数キロメートルであり、市区町村レベルの震度は公表しないということだが、これでおおよその事はわかる。ただし震源の“順番”は誰にもわからない。立川断層ならこの地図は逆になるのだろう。