■「企業献金の解禁」で民主党の地方議員は大変だろうと思う■少なくとも自民党政治に異議ありということで民主党なのだろうけど、いつのまにか自民党と変わらないようになってしまった■確かに大型バス(国政政党)だから安心して乗ってしまって地方議員になったのだろうが、乗ったら考えても見ない方向に連れて行かれる、そういうことは民主に限らず地方自治の現場では多くある。ましてや政党が同じということだけで知りもしない国会議員の不祥事で謝らなければならないことも不本意であろう■やはり地方政治を国政政党が牛耳るというやり方には矛盾があると思う。現実に地方政治は政党政治のように見えて大統領制であり国政と制度が根本的に異なる■さらに地方自治はそれぞれが異なる財政状況から地理的な条件から産業体質からと、重要な政策の価値観が異なる■簡単に言えば、世田谷区議会の自民も民主もその他の政党も国政政党とは明確な一線を引いて地方自治ライクな議員集団という立場を鮮明にする必要があるのではないだろうか■つまり、地方議員集団は国政政党の下請け的な立場(被支配的立場)ではなく、支援団体的な立場になるべきではなかろうか、ということである■少なくとも政党に属さない私からはそう思えるし、その方が地方自治の発展には有効であろうと思われる。