2009/09/06

世田谷区本庁舎等整備審議会の議事録を読む(1)

●20人の審議委員は何を議論したのか?●昨秋より10回に渡り開催された「世田谷区本庁舎等整備審議会」●8月13日にその答申が出された●しかし直後の新聞記事が伝えた内容は余りにも素っ気ない●そこで改めて議事録を読み直し、答申では伝わらなかった部分を拾いだしてみたい●まず、第一回目は昨年11月13日に開催された●最初ということもあって委員長の選任などがあって、事務局(区役所側)から世田谷区の状況説明があった●世田谷区は全国1782自治体のうち人口では14番目であり、政令指定都市である堺市、浜松市、新潟市、静岡市より多いということ。もちろん東京一でもある●第一庁舎が作られたのは昭和35年(1960年)で当時の人口より20万人増加している。現在は83万人(住民基本台帳)●第一庁舎が建設された当時は1階と2階だけで窓口業務は十分足りているはずだったが、その後様々な権限が区に降りてきた●保育、福祉、建築、清掃等々。単純に事務量が増えた●今から50年前の区役所と現在の区役所では、住民の意識も含めて仕事量は異なるだろう、確かに●このあとに事務局が機先を制したように、或ることを説明し始めたのである。【つづく】