●茨木市のインフルエンザ対策は担当者からの鬼気迫る報告を聞くことができた。当時(ゴールデンウィーク前後)のことを思い起こすと、現在でもかなりつらいことのようであった●東京ではあまり報道されていなかったが、茨木市というのは大阪府の中で、ある時期、飛び抜けて感染者が急増した地域であり、大変な危機的な状況にあったという●結局、要諦は感染拡大を防ぐには「動きを止める」しかない。ということ●今回は弱毒性ということでいつのまにか、過去のことに。当時はほとんどの人がマスク姿だったが視察中、マスク姿の人を探すのが難しいくらいだった。東京も同じだけど●「動きを止める」とは深刻な判断である。それは感染被害との見合いとなるであろうから。今もウィルスがどこかで強毒・強感染に進化している。しかしそのウィルスについて知らない。都市の最弱点である。「動きを止める」政治判断である。(写真は茨木市の担当者の課長)