2018/10/22

公立中学校のあるべき方向

●塾が“必需品”のような義務教育(公立小中学校)は、当たり前だろうか?

●ちょっと、イイ大学に入るためには、塾に通って、付属中学や付属高校に入るか、予備校に通って大学受験、というのが通り相場である。

●10月の決算委員会で、会派としてのテーマは主に教育問題に力点を置いた(つもり)。すなわち暴力の排除と教員レベルの可能性だった。

●そんな中で、取り上げた、千代田区立麹町中学校の校長、工藤勇一氏の取り組みは、昨今“ブーム”にさえなっている。

●宿題は出さない、感想文は書かせない、修学旅行は自分たちで提案し実証する、等々。

●要は、自分で考え、稼げる人間になること。さらに大人になるって素晴らしいってことを体感させること、と勝手に解釈した。

●しかも、塾など必要としない、高度な受験教育も公立でやってくれる、というのだから、保護者の負担も減る。

●恐らく、学級式の授業など、時代遅れであり、いわゆる教師の役割は、生徒一人一人のパーソナル・トレーナー的なものが求められるのだろう。

●その萌芽が、麹町中学には見られる。

以下、昨今の都政新報での記事、また朝日新聞でも20日から連載が始まった。