2011/09/28

データは区長がなすべきことを示している

 左は東京新聞(9月28日)。文科省が群馬県の土壌表面に蓄積した放射線セシウムの量の汚染マップを公表。記事ではその地図(川場村の位置は加筆)の一部を掲載。
 この図によれば川場村は6万ベクレル〜30万ベクレルということになる。
 ちなみに同じ内容を報じた読売新聞によればチェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた、とある。
 27日に文科省が公開したデータは以下に。
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092714.pdf

2011/09/23

川場村移動教室ストップしない保坂区長


 9月20日に行われた世田谷区議会本会議で、川場村は放射線量が多いホットスポットになっているので小学校5年生の移動教室はストップさせるべきだ、との質問に答える保坂区長。約2分半。「脱原発」を掲げて当選した割には、子どもの内部被ばくについては甘い基準であるらしい。大人はともかく成長期の子どもは避けるべきだ。これは区長にしかできない「決断」だ。(もちろん移動教室はストップしても川場村は世田谷の友好村であり、除染や風評については世田谷区も共に考えなくてはならない。ただしそれと子どもの安全とは別問題として考えるべきだとの質問。)

上は群馬大学の早川教授の作成した放射能汚染マップ。
早川教授のブログには川場村のことも載っている。
 今回の質問でわかった事は、保坂区長は上の9月22日の東京新聞が伝えているように、評論家のようにうまいことを言うが、行政的には何もできていない、「決断」ができないということ。大丈夫だろうか?それでも「脱原発」区長として是非がんばってもらいたい。

2011/09/14

もう一つの世田谷区のマーク


 “由緒正しき”世田谷区のシンボルマークはもう一つある。上のデザインがそれ。今では区の職員ですら覚えていないかも知れないが、このデザインは昭和56年(1981年)区制50周年をを迎えるに先がけてシンボルマークの公募を行い、当時の玉川在住の大野ますみさんの作品が選ばれた。
 このシンボルマークの意味は、緑の部分がせたがやの「セ」を区の鳥オナガを図案化したもので、みどりの環境を表し、青の部分は空と多摩川を表し、だいだい色は太陽を表すというもの。
 今から30年も前のことで、残念ながらその後は使われずになっているようだが、正統性のあるシンボルマークである。
 今見ても、結構イケテルと思うが。少なくとも花瓶敷きのような保坂マークより“由緒正しき”デザインであることは間違いない。

2011/09/13

世田谷区の新マーク?

 9月13日の朝日新聞によると保坂区長が、太陽をモチーフにした新しい区のマークを発表した、と報じている。そこで記者会見の模様を見ると、すでにそのマークはバックに使用されていた。
 デザインは保坂区長がアイデアを出し、デザイナーに依頼して作ったものという。
 「被災地ともつながっていこうという思いや、太陽光など自然エネルギーへの思いを込めて作った」と保坂区長は語ったと朝日新聞は伝えているが、このことは、議会も含めてほとんどの区民は知らされていない。
 区のマークは上の画像の左上にある「世」の文字を三方に広げて、人々の協力と区の発展を意味したものが世田谷区民にはおなじみである。このデザインは公募により昭和31年(1956年)10月1日に制定された“由緒正しき”ものである。ちなみにこのデザインは当時の上馬在住の高山節子さんの作品である。
 朝日の記事によれば「保坂区長のメッセージを表すマーク」ということらしいが、記者会見でこのような使われ方をすれば誰が見ても「世田谷区のマーク」以外に考えられないだろう。区長が自分の好みで勝手に区のマークを変えていいのだろうか。公私混同のそしりは免れないのではないか。それに「保坂区長のメッセージを表すマーク」というのもヘンである。保坂氏は世田谷区長として仕事をしているのであって、世田谷区長が保坂氏を“演じている”わけではない。
 何よりも区のマークに関して広く区民の意見(公募)を聞かずに区長の独断で作ってしまったことに恐ろしさを感じる。

2011/09/11

人材払底内閣

 バカ大臣の辞任(事実上の更迭)は当然としても、ドジョウ宰相の“低姿勢路線”の意外性が好感を持たれるのも、時間の問題だろう。
 それにしても被災地視察でドジョウ宰相が現地の首長と名刺交換しているシーンなど見ると、唖然としてしまう。日本国の総理大臣が、国内で名刺交換など、あり得るだろうか?
 そういえば、厚労大臣も連日、関連業界への挨拶回りで忙しいということである。
 大臣という自覚も職責をわかっていない、証左であろう。
 やはり、選挙屋の“低姿勢路線”に過ぎない事を国民は感じ始めている。短命内閣の現実味が増している。

2011/09/10

ふざけた大臣はクビに!

 信じがたいバカ大臣である。本心では何を考えているのか、空恐ろしいほど、低レベルの人物だ。(左は9月10日の朝日一面)
 ドジョウ宰相も、こんなの任命して党内バランスに腐心したのかも知れないが、やはり“質の維持”に努めなければ短命に終わるだろう。

2011/09/04

チーム世田谷始動!

 9月3日に行われた「みんなの党」のタウンミーティング(チーム世田谷主催)は大盛況のうちに無事終了。2時間半に及ぶ講演会とQ&Aは実に充実。それだけ「みんなの党」への関心が高いということだろう。冒頭、みんなの党の区議会議員にまじって、私も挨拶の時間をいただけた。
 先月は目黒でも三谷英弘さん(東京5区)のタウンミーティングが行われ、世田谷はそれに続くもの。東京6区をまかされるのは32歳の落合貴之さん(3枚目の写真)そして昨年の参院選で東京選挙区で当選したタリーズコーヒー創設者の松田公太参院議員(4枚目の写真)そして落合さんの“師匠”にあたる江田憲司さんが登壇されて、テレビや大マスコミでは報じられない国政について、また党の方針である、脱原発、公務員制度改革、増税より経済成長について非常にわかりやすく説明された。
 それにしても満席で約150席は埋まり立ち見も出たくらいで、かつ会場の三茶しゃれなーどホールは節電で空調が効かず汗だくだく状態で話す方も聞く方も大変だったと思う。