2010/11/09

情報公開の基本

9日の朝日新聞によれば検察内部でも刑事責任が問えるか疑問があるという衝突させた船長は釈放し事実上起訴できない、かたや映像を流出させた公務員を起訴するのは世間が納得しないというのである。当然であるまた最高裁判決で守秘義務とは、実質的に秘密として保護に値するかどうかで決まる、のである検察幹部は「国会議員は見ているのだから、秘密性が高いとは思わない国民も多いだろう」と述べている問題の核心は何度も述べているが、非公開判断の部分である。政府によって何でもかんでも非公開、つまり秘密にしてしまったら、民主主義が機能しない。国会で事実を知らされないまま何を議論しろというのか情報公開は基本的に“政府の情報"は“国民の情報"であるという考え方から政府の暴走をチェックする手段である。これが民主主義の基本である。