2010/09/26

まったくダメな日本製セキュリティ・ソフト

新聞のこんな見出しを見ると、「日本は何か悪いことしたの?」と思ってしまう。しかし国家とはこんなものである。そしてこんな国家が強大な軍事力と経済力を持っているのである国家と国家のつきあい方はむつかしい。だから「外交」は政治の最大テーマであるしかしながら日本では長らく「外交」と言えば、米国製の「アンポ」という セキュリティ・ソフトを使用してきたので、そもそも「外交」なんて人畜無害の紳士淑女のおつきあいなどと錯覚してきたフシがある今回の件も米国製のセキュリティ・ソフト「アンポ」の更新期限を前にして、モタモタしていた虚を突かれて“ウィルス”は侵入したメーカーである米国からすれば更新手続きさえすればバージョンアップサービスを受けられて、どんな“侵入”も防げただろうに、ということだろう結果として日本独自のセキュリティ・ソフトはウィルスに賠償請求されてしまう、欠陥ソフトであることが判明した考えるべきは2つ。一つは今ある日本独自の欠陥ソフトを大急ぎで手直しする。しかしこれでは、完成品ができる頃には、日本はウィルスだらけになって、日本として機能しなくなっているだろう。もう一つは、至急「アンポ」ソフトの更新をし、取りあえずウィルスに備えること。さらにその上で日本独自のセキュリティ・ソフトを開発するかどうか、ということであろう。